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音楽を中心に雑多に書き散らしてるブログ。
恒例の年間ベストの時期がやって参りました。
 09年のCD購入枚数は179枚。今回は同人音楽は含みません。

【年間アルバムベスト】

1位 Riverside / ANNO DOMINO HIGH DEFINITION

まぁ迷わずコレ一択ですわなぁ。一番聴き込み、一番印象に残った。
感想の方でグダグダ綴ってるので、ここで多くは語りません。

2位 Transatlantic / THE WHIRLWIND

年末に滑り込んできた1曲77分の壮大な物語組曲絵巻。
古き良きレトロなプログレ要素を含みつつも、動静明暗を繰り返しドラマティックに構築していくシアトリカルなクライマックスは感動モノ。ベテランらしい貫禄のある豊かなフレージングとアンサンブルの安定感は絶品。素直に賞賛できる良いアルバムでした。

3位 Converge / AXE TO FALL

ブルデス、ゴアに並ぶ異常な凶暴性と言ったらカオティック・ハードコア。
狂気沙汰の異常な速度で不規則・予想不可能にのた打ち回るリフにこちらは常にサンババッグ状態。その割りに結構ストレートな味わいがするから、狂気剥き出しの音の弾丸にいくら打たれようが実に心地良い。きっとMに目覚めるかもよ。

4位 Shadow Gallery / DIGITAL GHOSTS

老舗プログレメタルの祝福すべき感動的な復活作。
コレも感想でグダグダ綴りましたので、興味がある方はご覧くださいな。

5位 The Mars Volta / OCTAHEDRON

現代の先を行く新世代型プログレの5枚目。
前作で再び破天荒な路線に戻ったのかと思えば、本作でまた落ち着いた。このバンドどこへ向かおうとしているのか理解不能だが、なんでもやってしまう懐の広さ深さが凄い。激情を孕みながらも深みがある構築力が凄い。何気に前作から1年開いてのリリースとペースも早い。どっかのバンドも見習って欲しいもんだねぇ?

6位 Lost Soul / IMMERSE IN INFITITY

若手ポーランド・ブルデスの復活作。
音の密度が半端無い!血の気がまったくないサイボーグのグラヴィティ!グラヴィティ!グラヴィティブラスト!の容赦無い無慈悲な音の暴力。リズム隊の基本がグラヴィティ。もうホントお馬鹿です。人間でもドラムマシーンに頑張れば対抗できる事を証明してくれた強力盤。

7位 Dark the Suns / ALL ENDS IN SILENCE

フィンランドのメランコリック・ゴシックメタルの傑作。
ゴシックやメロデスの最近の流行?っぽい疾走しない儚い叙情的退廃音楽。ゴリゴリヘヴィなバッキングとグロウルが支配する荒野に咲く儚いピアノと可憐な女性ヴォーカルの絶妙な融合。コレは萌える!叙情メロデス・ゴス好きは確実に萌える!

8位 Abysmal Torment / OMNICIDE

マルタ共和国ってとこから生まれた辺境ブルデス。
プロダクションA級、やってることB級のアンバランスさがB級好き変態野郎のハートに突き刺さる。オールドスクール・ブルデスを機軸にしつつも、現代的なカオティック・コアの落ち着きの無さがあったりしてこれまた変な感じ。でも面白いバンドです。

9位 Beardfish / DESTINED SOLITAIRE

70年代懐古プログレ。凄くレトロな音です。
70年代のプログレ愛好者はきっと幸せになれる音よ。ハモンドの多用、変拍子とブレイクの多用、変リズム、暗黒面への変調にユーモラスな脱力系のフレージング、突拍子も無く顔を出すグロウル。それらをシアトリカルにじっくりコトコト纏め上げる見事な構築力。言う事無し!個人的に冒頭がFFⅤで噴いた(笑

10位 Fejd / STORM

北欧から届いた本格派フォーク・トラッドの傑作。
フォークメタルって何ぞや?金属のフォーク?いえ、民族音楽メタルです。これをメタルと言うのかはさておき、コレが凄く濃い民族音楽であることは確かです。メタルがね完全にフォーク・トラッドに取り込まれて喰われてるんだよ。あのメタルが。まさに壮大なファンタジー小説を音に書き起こした音楽よ。だから凄くクサいんだ。民族音楽好きがコレ聴かないで死ぬな!絶対聴くべし!


【次点5選】

Sylvan / FORCE OF GRAVITY

じっくりしっとり泣かせる悲哀の音色を奏でるプログレ。
シンフォニックロックのようなシアトリカルなタッチにメロディアス・ハードのような力強さと哀愁を叙情プログレの手法を以って丁寧に編込んだ快作。あまりプログレしてないから、前述した音楽性を好むリスナーでも結構いける筈です。

Praying Mantis / SANCTUARY

老舗哀愁メロディアス・ハードの快作。
全編哀愁だだ漏れの非常にクッサいメロハー。現代社会に疲れた中年男性のやつれた背中を表現するかのように、とにかく哀愁に溢れている。クールさあり、キャッチーさあり。それが余計に泣かせる。流石ベテランです。

Anaal Nathrakh / IN THE CONSTELLATION OF THE BLACK WIDOW

英国紳士による暴虐暴走ファスト・ブラック。
ブラックらしい邪悪な暗黒旋律を奏でながらも、グラインド・コアばりの異常なBPMで駆け抜ける様が非常にカッコイイ。ブラックはちょっと・・・って人でも結構美味しい筈。単調故に飽き易い欠点があるが、まぁ暴れられれば何でも良いでしょ?(ぇ

Insomnium / ACROSS THE DARK

これもフィンランドのメランコリックな泣きの叙情メロデス。
最近のフィンランドはこんなのばかりですなぁ。流行なの?でも非常に優秀なバンドです。北欧トラッドが融合した悲哀のメロディー。卑怯だよなぁ(笑

妖精帝國 / GOTHIC LOLITA DOCTRINE

最後に変なの(笑
日本のゴシック・ロリータ・メタル(?)テクノの流れを含むため、その単調さ故に飽き易いところもあるが、非常にアグレッシヴな姿勢は素敵。良曲が詰まってるから結構満足感もある。いつかはオリジナルアルバムを出して欲しいねぇ。


【旧作3選】

Symphony X / THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY

いまさら言うことも無い名盤。
名曲揃いなので聴いて無い人は聴くべし。

Cynic / TRANCED IN AIR

去年15年振りにリリースされた伝説のプログレ・デス。
伝説というフィルターが掛かっているのか知らんけど、2ndはあまり評価されてない気がする。でも私はどちらかと言ったらコッチの方が好き。15年も休んでなかったら夢劇場なんぞとうに喰っちまっただろうに・・・・・・。

Persefone / CORE

1曲20分越え×3のプログレ・メロデス。
バンド名の由来である神話を大作で綴った劇的な傑作。コレも感想をグダグダ綴ったので多くは語らん。ちなみに廃盤。SOUNDHOLICの倒産(解散?)により今後の活動がどうなるのか心配なところです。頑張れ辺境メタル!


【ジャケットベスト】

Riverside / ANNO DOMINO HIGH DEFINITION

コラそこ!またコレ~?とか言わないの!
凄く妄想が広がる良いジャケットだと思うわけです(笑)何でこの人俯いてるのかなぁとかさ、何か嫌なことあったのかな~とかさぁ!ねぇ!妄想しない?
で、色々妄想して構築した結果生まれた勝手な世界観と中身の音楽から妄想した世界観が何故か一致するんだよ!だから「どんな音楽?」って聴かれたら、「ジャケットみたいな音楽だよ」って答える。多分言われた人は、?になる。でも、そこまで出来て初めて『音楽を楽しんだ』と言える、と私は思うよ。そして、それを教えてくれたこのジャケットがベストに相応しいと思うのです。


【総括】

 昨年は音楽の好みが変化した1年だったと思います。それの影響はランキングにも表れていて、その半分はプログレ系が占めています。これは昨年のSeventh Wonderの感動による影響が大きく、年明けから次第にプログレへ傾倒していきました。逆にこれまで主食としていたデスメタル等のエクストリーム系には以前ほど血が騒ぐ事も無くなり、意欲的に聴くことも開拓することもしなくなりました。私自身がエクストリーム系の凶暴性に慣れ過ぎてしまい、常人にとっては耳を塞ぎたくなる音でも私には全然普通、むしろ物足りない(笑)という聴き応えの無い音盤が多いこと多いこと。それでも稀に血を騒がす音盤があったりして、そういうのがランクインしています。ただ今後、エクストリーム系を好んで聴く機会は必然的に減りそうではあります。次に7位のDark the Sunsですが、萌えるメタルが国外にもありました(笑)次点のInsomniumもそうですが、最近のメロデス/ゴシックの流行なのか、デス本来の暴虐性と悲哀の叙情性の対比を静かな佇まいで聴かせるモノが増えてきましたね。良い流れだと思います。最後に10位のFejd。フォークメタルって凄く変なメタルだと思う。何でもかんでもメタルって付けりゃ良いってもんじゃねぇぞ!ってのに一番当てはまるのがフォークメタル。色々融合するの良いけど、この手の音楽って中途半端もんが一杯。でもコレは凄く尖った民族音楽です。コレは本物です。メタラーに薦めるよりは、民族音楽ファンに薦めるべき音盤でした。とってもお薦めです。

 「激しい音楽を一通り通過してきた人は結局静かな音楽に落ち着く」と誰も言って無いかもしれないけど、私は一つの真理だと思う。なぜならココに一人いるから(笑)静かな音楽と言うとまた違う気がするけど、聴き込み甲斐のある音楽を好むようになったとはっきり言える。それがプログレであり、プログレであり、プログレなのです(大事なことなので3回言いました)勿論、耳触りの良い音楽は好きだし、破壊衝動に駆られる激しい音楽も好きだ。何でも好きである事に変わりはないけど、その中で一位を占めるのがプログレってこと。この昨年の好みの変化はプログレの聴き方を理解してきたというのもあるけど、元々私自身が1枚の音盤を1年くらい余裕で聴き込むような人間なので、その辺りで歯車が噛み合ったのかなと思います。昔はお金が無かったから、買った1枚を大事に大事にずっと聴いてたんですよ。その昔からの貧乏性のせいで現在は感想を書くのに追いつかない、という現在のこのブログの状況の話に繋がるわけです(ぇ

 少々長く語ってしまいましたが、一般音源の年間ベストは以上です。最近は感想を書く比率が同人音楽に偏ってしまい、感想を書く速度が追いつきませんが、1曲1曲に感想を書く効率の悪いスタイルはそのまま続けます。効率が悪いと理解しててもね!そして、今年の私の路線はプログレを強化すること!

 とりあえず、一旦終了。【同人音楽編】へ続きます。
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竜美 悠(You Tatsumi)
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