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音楽を中心に雑多に書き散らしてるブログ。
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誰も待っちゃいないけど、お待たせしましたの年間ベスト同人音楽編です。

【2010 Doujin Music Best 20】
※1サークル1作品の縛りで選出。

20位 little white snow/CELESTIA

8つの精霊たちが奏でる幻想的歌物語。
FFよりもテイルズ的か、愛らしくちょっと抜けた精霊たちが可愛い。アートワークのような光が暖かく包む純真無垢な楽曲の雰囲気も良く、年末鬱モードだった私の心を温めてくれた。ブックレットの内容も暖かみがあり、ファンタジーRPGの攻略本を嬉々として読んでいた童心に返ることが出来るのだ。雫と焔が可愛すぎる!!

19位 Valhalla/Dystopia

超新星ゴシックの最初にして最後となった作品。
耽美で煌びやかな旋律と陰を纏うキャッチーな歌メロのマッチングは09年の頃から凄いと思っていたし、このヴォーカルに陰鬱変態構築曲をやらせるか!?という驚きも感じていた。相変わらずリリックに歌メロを乗せるのが巧い。最初にして集大成盤。課題を残したままの活動休止が非常に惜しい。約1年間お疲れ様でした。

18位 月読レコード/Four Side Symphonia ~Symphonic Suite"LEGEND"~

約54分に渡って紡がれる一大オーケストラ・シンフォニック・ロック組曲絵巻。
翡翠さんと言えば!和!雅楽!……そう思っていた時代が私にもありました(ぇ)こういう作風も出来ちゃうのね~。オーケストラとプログレの協奏!動静構築美完備!麗しい極上のフィルハーモニーは勿論のこと、彼らしいお上品なアン美エントもしっかり活きている。

17位 MiddleIsland/返し刃の獅子

ホント相変わらずだよなぁ……卑怯である。
鋭い弦と鍵盤で出来た悲哀の鎌は、聴く者を絶体絶命へと誘う。血生臭い殺傷力は健在。悲哀に関してはやはり中島の右に出る者はいない。バッキングの厚みも増し、まだまだ深化は止まらない。葬失然り喪失然り……失った辛さは失ったことがある者にしか解らない。これだけ狂い叫んでいるんだ。私が泣けない筈がない。早く!殺してくれ!生きるのが…辛いんだ。。。

16位 AYUTRICA/ベルンシュタインの王冠 -Die Krone von Bernstein-

城塞都市ベルンシュタインに纏わる恋と忠誠の物語完結。
2010年は何かと新しい事に挑戦の連続だったAYUTRICA。大作志向やボイドラの導入はAYUTRICAが必然的に辿り着く新機軸だったのでしょう。でも、コレさえもきっと通過点でしかない。この先もっと凄いもの創るよ。しかし、今回の一番の被害者はこんな個人的な事情で埋没していくだろうベルンシュタインの民だよねぇ。アーメン(ぇ

15位 葉月ゆら×藤田真梨/少女の秘密と鍵穴

葉月ゆらは私のルーツ!!異論は一切認めない!!!
2010年は彼女の音盤が沢山リリースされて幸せな年じゃった。エレクトロ・メタル・ジャズ・ゴシック・クラシック…何でも彼女の声が乗れば彼女色に染まっていくのよ。あら不思議。あら幸せ。色々悩んだけど、私が選ぶのはコレ。ゴシックにクラシック、テクノが融合した幸せな1枚。可愛いアートワークがさり気にB地区で吹いた(笑

14位 あめのむらくも/Inevitable Despair

伝説の天叢雲剣の進化は止まらない。
09年の躍進劇により私から余計な期待を背負う事になってしまった。が、落胆はさせなかった。それどころか改めて感心してしまった。旦那ぁ~その展開いいねぇ~!旦那ぁ~そこのリフすんごいねぇ~!旦那ぁ~そのメロディーは渋いぜ!バッキングで快感を得られるのは良いメタルの証拠。これでも進化の余力を感じる。今年も期待の星だな!

13位 Corky Voce/The Secret Night

優しく暖かい歌声を運んでくれるコルク声質のフルレンス2枚目。
昨年は意外な変化球を投じた1stもよく聴いていたけど、やはり原点寄りの本作も良い出来なんだ。国営放送で流れても違和感の無い、優しく優等生然とした楽曲たちに心が満たされる。洒落た節回しが効いたコルク式R&Bはやはり落ち着く。タイトルに宛てただろうセレナーデがとってもお洒落で素敵。ラップがすげぃよ!発音がすげぃよ!!

12位 星名優子/Symphonic Love

私はルナティック・ラヴよりシンフォニック・ラヴのが好きです(何
昨年は風薫るに音劇と2度もライヴで聴く事ができて幸せだった。ライヴ観てから音盤を買い始めた数少ない歌姫の一人となりました。アイドル系の愛らしい歌声なのだけど、民謡・民族系にその歌声が乗るとこれがまた凄く良いんだ。旨味出汁が出る感じ(ぇ)ハイテンション&ハードなトランス・メタルもなんのその。ラナウェ!!が最高!ジ・オ・ラ・マをとっびこえて♪

11位 ゆにめも/かざみどりの羽

ボカロPさんによるヴァイオリン・インスト音盤。
これね…凄く好きだ(笑)何かヴァイオリンが踊るプログレというかチェンバーを聴いてる気分になってくる。アコースティック成分が強くて、表面的には耳触りが良いけど結構激しくヴァイオリンが乱舞しちゃうから、プログラーは結構楽しめる筈。メロディーが民族調というかジプシー的な情熱と哀愁の渋みが旨い!動静構築美も旨い!

10位 RITORNO/Canna Cinq ~ある姫君と人形師の話~

昨年は一部の聴き手の注目を浴びたミュージカル音楽サークルさん。
物語音楽好きは聴いておかなければならない音盤です。お転婆なエリシア姫の演技にクスリ。歌唱力の高さにビックリ。アルス可愛い!オオカミ可愛い!!アルス可愛い!!!曲良しの歌メロ良しの…とにかくメロディーとハーモニーの質が高い。コミカルなやり取りにホッコリ、デュエットにホロリ、迎える悲劇のクライマックスにボロボロ涙を流さずにはいられない。あぁ…ハートフルじゃ。

9位 Kleio/Ein ci fida

ご無沙汰だったKleio異色の作品。
得意とするゴシック・ファンタジーとは方向が全く異なるエレクトロニカの優しい空気感に包まれている。過去最高に落ち着いた雰囲気にセンチメンタルなメロディーが卑怯である。そして、やはり二人の歌声が良いと再認識した。涙腺破壊力抜群の“ロスト・メモリー”はここでは語り尽くせない程に出色の出来栄え。なんせ私の永遠のキラーチューンであるあの“Witch Hunt”に並ぶのだからね。凄いのよ。だからこそ活動休止が惜しい!2年間お疲れ様でした。

8位 うたたねりんご/インソムニア

某サークルHさんより直々に推薦された転寝林檎の1枚目。
下半期、初めて聴いたサークルさんの中では群を抜いて嵌った珠玉の1枚。危うく見逃すとこだった。私が嵌るのは必然的、とも言える要素が語ると長ったらしくなるくらいあるのだけど、とにかく哀愁メロディーと歌メロがずば抜けて良い!そして、歌声が良い!コレね。コレでバラードなんか歌われた日には苦しくて生きていられないよ。久々に全力プッシュしたいサークルさんに出会えたことに感謝!

7位 Enfance fini/スペクトラ

大好きアンフィニ!愛してるアンフィニ!の5枚目。
収納に困るが淡いイラストを大きなヴィジュアルで楽しめる仕様が嬉しい!音楽的な面でも、らしさをそのままにより一層凄みを増してきた。特に“オールドフォント”が凄い!今までのアレがここまで深化のするか!?しちゃうのか!?その美しさにただ…ただ溜息が零れる。かのマイク・オールドフィールドと互角に渡り合える程だ。これが芸術的音楽だ!

6位 ELECTROCUTICA/REVERSUS

衝撃の芸術的実験前衛電子交響音楽集。
同人でありながらここまでプログレッシヴでエクスペリメンタルな作品が出てきたことが私は非常に嬉しい。もうアートワークから何か凄そうでしょ?実際凄い。人声もボーカロイドも楽器であり楽曲の歯車の一部でしかない。全てひっくるめて楽曲として成り立っている。あぁこれこそ芸術音楽。私はこれが聴きたかった。同人に一般受けなんか要らない!同人だからこそもっと実験性を!もっと革新性を!それがこの作品には確かにあるのだ。

5位 Sei Peridot/Trees of Origin

ボカロPさんによるニューエイジ・トラッドの1枚目。
美麗繊細な極上のハーモニーを奏でるプログレッシヴ・アンビエント・トラッドが素晴らしい1枚。これは本当に美しい。この異常なまでの美しさは、かのマイク・オールドフィールドにも引けを取らない出来栄え!女性故の繊細さを音色からも感じ取る事ができる。そして、伝説のルカマスターの称号を冠するだけあって、ボカロの調声技術も大変素晴らしい。更にリリックからアートワークまで全てをこなすその多才さ…天は二物以上も与えてしまうんだな。

4位 Alieson/BORDER LINE ~閉鎖病棟監禁秘記~

“美しいだけの幻想は要らない”人達が到達した芸術的鬱退廃音楽。
過去最高に病気の雰囲気に満ち、それはブックレットの苛烈奇抜なデザインにまで行き届いている。とにかく病んでいる。境界性人格障害。ボーダーライン。それは美しい筈も無く、醜く脆く儚くて地味。しかし、どうしようも無くこの胸を刺す何かがある。耳に焼き付いて離れない何かがある。それに気付いたのは購入から半年後のこと。それだけに私はコレが2010年最大のスルメ盤だと思うわけです。間違いなく最高傑作。さぁここまで来たら、もっと深く先に進みましょうぜ!極端に突詰めれば何でも芸術さ!!

3位 ヒメゴト。/Sweets Garden

メロディック・スイーツ・メタルの記念すべき1枚目。
二人が歩んできた2年間の集大成。それは私のヒメゴト。との想い出の2年間でもある。甘く淡い想い出が散りばめられた二人だけの甘美な庭園。私はスウィーツ・ガーディアン。二人の楽園を犯す者を私は一切許さない!(何)しかし、去年はしつこいくらい紹介した気がするので、いい加減もう書くことが無いと言う(ォィ)事細かに語るとすれば、数え切れないくらいの思い出話があるのだが、それはスイーツ・ガーデンとドリーム・ケージにそっとしまっておくことにします。

2位 深水チエ/花の涯

坂口安吾著「桜の森の満開の下」を題材としたコンセプト音盤。
春のM3より前に出た音盤で、こりゃ凄いな…と思わず唸った記憶がある。実のところ深水チエさんって非常に苦手なヴォーカル・コンポーザーなのだけど、ショック療法的な何かが作用したのか私にも何が起こったのかは理解不能なんだけど、コレ…凄く好きだ(笑)和の奥ゆかしい妖艶なアン美エントに奇妙奇怪なメロディーと歌メロ、プログレにも通ずる変則的変拍子と動静構築美。そして、艶やかな歌声が非常にクセになる。コンセプト?どうでもいいです(ォィ)音楽として既に独特の凄みを発しているよ。

1位 Krik/Krak/リプレイ月紅レコード

予想を裏切ることができなくてごめんなさい。2010年はコレが全てだった。
2010年一番の愛妻が“私を何度も号泣させる程に琴線と涙腺を破滅させる魔力を持った期待以上の神盤”以外にあろうか?いやない。私が構想していた同人音楽の形を見事に先にやられてしまった。悔しくもあり、しかしそれをやってくれたのが彼女達だったのが嬉しかった。盟友Kleioに捧げる最初で最後の最高の贈り物。呪の宝石を所持する私はただただ涙するばかり。泣いた。とにかく泣いた。人前ではもう絶対に聴けないし、語ることも許されない。仕舞いには呪いは私の心をも蝕み始め、聴くことさえ躊躇うほどに鬱を患ったこともあった。そんな作品に出会えた私は幸せ者だ。もう少しだけ生きてみようか。


【Single/EP Best 10】
※同じく1サークル1作品で選出。上で紹介したサークルも含みます。

10位 狂奏楽団/罪鎖る衆愚の黒業は済度儚き輪転の咎

前衛的哲学を掲げる変な人達の冬コミ作品。
前衛と中二病は紙一重。いやいや。もう、タイトルから中二病全開じゃないかい。かのDir en grayを更に酷くしたような……もっと言いたい事解りやすく簡潔に表現できないの?って突っ込みは楽曲にも当てはまるから笑えない。変態展開、妙な鍵盤の不協和音、やる気の無いギター等ヘンテコ要素満載。これでアナタも今日から中二哲学者だ。おめでとう!おめでとう!おめでとう!

9位 回路 -kairo-/夜明けのセカイと思考回路

東方でマニアックに活躍するポスト・ロックサークルさんのオリジナル盤1枚目。
何でこんな本物の音色を奏でるバンドが同人に存在しているんだか(笑)ちょっかなで他とは絶対的に異彩を放っていたステージングに惚れ、すぐに物販に走ったのも良い思い出です。東方アレンジに蔓延する安直な大多数と異なり、独創性に溢れ質は高いのだけど、やはり私は生で聴いたこのオリジナル音源が忘れられないのだ。マニアックではあるが質は非常に高い。そして、ライヴはもっと凄いよ!!

8位 幼蚕文庫/メメント・モリ

奇才・浮森かや子さんの3枚目。
相変わらずと言うか……とても不気味な雰囲気を醸している。彼女の愛らしく浮遊する歌声にメメント・モリですか。テーマが重過ぎる(笑)全く対極のことをやっちゃうのは安心のいつも通り…なのだけど、いい加減このギャップが気味悪いよ。別段デスメタルやブラックメタルを聴いてる訳でも無いのに、アレ以上に背筋がゾクゾクする快楽が得られるのだから音楽って不思議。幼蚕文庫って摩訶不思議。麻薬みたいなサークルさんだ(ォィ

7位 Krik/Krak/アーキタイプの井戸の怪物

こちらでも妹達の作品を。え?しつこい?うるせっ!
コレ無しでも「Replay Lunatic Blood」は普通に楽しめるのだけど、まぁセットで持っておきましょうよって事で。色々と謎解きギミックを散りばめた…と見せ掛けて、本当にただの見せ掛けです。謎解き要素なんて一切ありませんでした(笑)と言うか…うん。もの凄く鈍感ですみませんでした。楽曲個々で見れば2010年作品はこの作品が一番出来が良いです。解りやすいファストチューン、洗練されたバラード、磨きかが掛かったクリクラ節。ナイトに不細工って罵られたい!(ぇ)いや、やっぱお兄ちゃんが良い!(何を言っているんだ

6位 月読レコード/れむ・あとりえ

もう一回翡翠さんのターンでお願いします。翡翠さん大好きなんでね。
初音ミクをフィーチャリングした作品。2曲の“幸福時計”に使用されているのだけど、コンセプトに忠実なボーカロイドの使い方に感心した。楽曲の一部のパーツとしてしっかり役割を果たし、“幸福時計”の表現に成功しているんだ。あとはいつも通り?若干いつもよりメロトロン分が多いのが嬉しい。あ、神秘的な表現は結構珍しいかも。10分超の大作は相変わらずある!幸せだね~。

5位 Mamyukka/HEEL COMPLEX

昨年界隈に衝撃を与えた超新星による“Evilz”の追加音源あかいくつ。
躍動感のあるうねるベースライン、神経を逆なでする怪しいシンセ、奇妙な旋律と童話的翳りに洒落た節回し……それらの化学反応が奏でるハーモニーで生まれた劇薬は、強烈な中毒性を含んでいるよ。いやぁあ実に個性的だ。カラオケ音源は持込ヒトカラで有り難く利用させて頂いております(ぇ

4位 _blank/Welcome to the Doll Garden

人形少女は楽園で恋を夢見る……ぶらんく×2の3枚目。
儚く陰鬱な病的旋律を奏でていた処女作と比較すると、随分と素直な雰囲気になったと思う本作。アコースティック成分が強く、足取りの軽い物腰柔らかなメロディーは質が高くて驚かされた。それでも未だに夢見心地な病気を患っているのは、コンセプトの所為か病気ウィスパーの所為か……いや、病気なのは私の方だったらしい(笑

3位 うたたねりんご/イフイッカ

竜美さん的に株価上昇中の転寝林檎はこちらでも。イフ?イッカ~♪
この人達が奏でる哀愁メロディーというのがとても卑怯なんだ。一聴しただけで、この胸を抉られるような感覚……凄く苦しいのよ。重ねれば更に深く喰い込む哀愁の毒刃。私はもう絶対に忘れることが出来ないだろう。“リフレイン”は名曲。お蔭様で私の胸と掌は傷だらけ。

2位 七色ビタミン/花見し庭に

七色ビタミンの季節シリーズ最終盤の冬。ちなさんエロス!!
冬の澄んだ空気感と煌びやかに光り輝くちょっと浮ついた気持ちに、ちょっとの切なさと憂いが堪らなく愛おしいのだ。鬱モードで迎えた年末、凄く女の子してるちなさんの歌声に心が満たされた。女の子は癒し!女の子は癒し!裸マフラーに鼻血!(ぇ

1位 AYUTRICA/眩惑の霧 -Deer Nehbel dees Trugida-

予想を裏切ることができなくてすまない!私の一夏の恋を奪った音盤。
まさか13分超の大作系プログ・メタルに挑戦してくるだなんて予想もしなかった。
そして、なによりも私の趣味を全てピンポイントで突いてきた…とあらば、彼らがナンバーワンの座を譲る筈も無く。やはり…やはりAYUTRICAすげぇな…。そんな言葉が溜息のように零れるのだわさ。


【Best Song 10】
※上記作品以外より、よく聴いた曲・叫んだ曲・頭振った曲・泣いた曲を選出。

1位 六弦アリス/そのスープを口にしてはいけません。
   収録作品『マダム・ヴァイオレット』


2位 Sei Peridot/月翅
   収録作品『暗夜月想』


3位 Krik/Krak/Misericorde
   収録作品『Nursery Rhymes 2 たそがれ道化師』


4位 くれゐお/とおしゃんせ!
   収録作品『妖怪奇談』


5位 猫の福音/Rose Noir
   収録作品『Moonlight Cradle Song』


6位 Horobi_te/Satan
   収録作品『Horobi_te』


7位 葉月ゆら×月子/勇敢なる剣
   収録作品『Iconostasis』


8位 月読レコード/夢、幻、現が境
   収録作品『黄泉堂』


9位 ユリカ/楽園鞦韆
   収録作品『Colorful*Flower』


10位 アルバトロシクス/とってもヴィーナス!みこおねえさん
    収録作品『PARAMOUNT FEVER!!!!!!!!!!11111』



【Artwork Best 5】

5位 Neo Classica ASCendant/Works ~2010 winter~

Iillustration by ユキシバ
一言「一つお尋ねしてもよろしいかしら?パナウェーブ研究所ってどちら?」

4位 Krik/Krak/リプレイ月紅レコード

Iillustration by 繭木瑛
一言「めじるしがあれば……帰ってくるよぉおおおおおおおおおお!!!」

3位 little white snow/CELESTIA

Iillustration by
一言「教えてよキミの気持ちを♪……私も雫と焔のような恋がしてみたいです」

2位 amorphous/binary tale

Iillustration by ニコル
一言「あれ?日本酒の瓶を持ったサンタコスの素敵なお姉さんがいないよ?」

1位 Last Promise/cosmology

Iillustration by
一言「ヒトは死んじゃうと、魂が肉体を離れてお星様になっちゃうんだって……」


【2010年をイベント毎に振り返ると……】
 昨年と同様にイベント毎に振り返ってみます。もうちょっとお付き合い下さいな。

◆風薫るナイト2~またまたM3前日だけど、やっぱり自重しない方向で~
 2010年もイベントは同人ライヴでスタートしました。会場へ向かう途中、通りを一本間違えて歌舞伎町を徘徊していた記憶があります(笑)「キャバクラいかがっすか?」と何度声をかけられた事やら。AYUTRICA、七色ビタミンが目的だったのは09年と変わらずで、この時から星名優子さんのファンになった。

◆M3-2010春
 KYな会場だった横浜大さん橋ホールより東京流通センターに会場移動。何故か下調べしたくらいモチベーションが高かった。久しぶりにヒメゴト。に会える!ってのが大きかったのでしょう。また新たに幾つかサークルさんに身元を明かした。そして、この時彼方さん(音の迷宮)と運命的な出会いを果たしていた(?)もっとも私が彼と認識するのは3ヶ月先の事なのだが。

◆とら祭り2010
 微妙だったの言い伝えが残るとら祭りは、確かAYUTRICAと喋る為だけに行った記憶がある。その他はツイッターでの交流を経てのリアルで交流がメインだった。誰てめぇ的存在の竜美さんにとっては、正直恐れ多い面々に囲まれていた。何がどうしてああなったのか…今でもよく分からないが、あの時出合った方々とは有難い事に仲良くして頂いております。本当にありがとう。

◆ちょっかな
 encounter+目当てで観に行った。ハコは大きめだったけど、音響はあまり良くなかったなぁ。encounter+は音響設備の良いハコでやった方が良いわ。あの時は世界観が半分死んでたわ。眼中に無かった君の美術館の黒岩サトシさんに惚れる。そして、回路-kairo-っていう凄いサークルに出合った。収穫の夏だった。

◆C78 夏コミ
 生まれて初めて同人誌に参加したコミケ。同人音楽同好会主宰のみやわさんには大変お世話になりました。改めて貴重な機会をありがとうございました。「モノを作る」という行為…やはり私は好きでした。自分の本質を見つめ直す良い機会なりました。他には交流が多かった記憶がある。これまで隠密行動を取っていた私の面も、大分割れ始めた……そんな一夏だった。

◆コミティア93
 コミケ、M3以外のイベントも行こう!ってのが目的だったか。数年前はよく小さなオンリーイベントに同人誌を漁りに行っていたのに、ここ最近は殆ど音楽に傾いてしまったので、コミケとM3以外行く機会が減ったのね。だから、久々に本が沢山のまったりイベント行きたいなぁって、気が向いたのだと思う。この時はみやわさんとご一緒させて頂きました。また、ADIEUの巧さんとも出会いました。彼には某合唱企画で大変お世話になりました。貴重な機会をありがとうございました。

◆MUSIC COMMUNICATION 2
 関西の音系イベントの現状ってどんなもんなんでしょ?疑問を抱えたら即動け!の元、竜美さんが関西へ飛び、自分の足で!自分の目で!…な現状を確認してきました。とりあえず、関西で音系イベントをやるメリットは一切見当たらない。ならば、他の地方でも成功する可能性は極めて低いように思った。同時期に関東ではDoMがあったけど、言わずもがな。M3で十分事足りてしまっている現状打破は中々難しいように思いました。この時は彼方さん、ヒメゴト。夫妻に大変お世話になりました。

◆Music Harvest Festival
 また同人ライヴ。桃梨さんとまめこさんが目的だったか。あとは大トリのアブキャス!とおりゃんせ!…あぁ、確か京都の伏見稲荷で狐のお面持ちながらのリアルとおりゃんせやった後だ。あの時は何か頭がおかしかったんだ。あとはメタリッカーさん(★なないろ夢日記☆)とお会いすることが目的でしたかな。もの凄く腰の低い方で納得半分の驚き半分でした。そして、生アブキャスは完成度が半端なかった。ドラムがすげぇ巧かった~(相変わらずドラマーしか見ない人←

◆音劇歌譚博覧会
 また同人ライヴ。また長丁場のハードな内容だった。この時はもう出演者見ても、会場に来てた人もやたら顔見知りが多かった。MiddleIslandのステージで、隣でマブさん(Speeeeed!!)が号泣していたのが印象的だった(ぇ)私は風薫るに続いてまたトリだったAYUTRICAに歓喜の超ヘドバン。帰りにみんなでごはんして、珍しく食べ残してしまうくらいに体調悪かった。完全燃焼。おまけに帰りの電車で2度寝過ごした…というのはここだけの秘密。

◆M3-2010秋
 Krik/Krakのヘルプでサークル参加しました。クリクラのお兄ちゃんで知っている聴き手の方が結構いて何か複雑な気分になったあの日。みんな私のツイッターよく見てるじゃねぇか!!…というのは、置いといて、通路歩いてるといつの間にかこれまでに関わりのあった方々が集うという妙な現象が起きていた。1年での大きな変化を実感した瞬間でもあった。

◆THE VOC@LOiD M@STER14
 個人的にこのジャンルにはさほど興味はないのだけど、ボカロの現状ってどんなもんかしら?とまた疑問を抱えたら即行動で参加してみた。が、これは酷かった。オンリー系にはカタログ無しで入場できる、入場フリーがあるのだけど、この時はイベント閉会まで入場規制が解除されることは無かった。つまり、めっちゃ人多過ぎな状態だったと。この人弾幕に押しつぶされる感覚は、丁度ここでやっていた頃の例大祭を彷彿とさせる…いや、それ以上だった。もう行かない!と思った…けど、先日のボーマス15にひっそり行ってきました(笑

◆Starcamp Theater episode.1
 またまた同人ライヴ。数えて5回目。彼方さんを関西から召喚した張本人が私です(ぇ)風薫るや音劇などの面子と比べても、生で観た事が全く無い面子だったから、久々に新鮮な気分で同人ライヴを楽しむことができた。フレッシュさは大事。個人的には2010年で一番楽しい同人ライヴだった。何て言うのかな。初めてって失敗が付き物なんだけど、それが凄く和むんだ。それってやっぱ1回目だけでしか味わえないものだからね。だから、ベストライヴはコレかなぁと思うわけです。

◆少女病“WorldEnd / FairytalE”
 もう同人ではないけど一応。もうレポートでも色々書いたから、今更多くを語るつもりはないんだけどさ、結果から言えば大コケだよね。動員数は目標を大幅に下回った筈。メジャーは数字の世界。良い作品は数字を打ち出せる作品。配信の時代だからもうこの考えは古いと思うけど、でもまだ日本のメジャーシーンはコレに縛られてる気がする。少女病は数字は打ち出せなかったけど、純粋に作品としては良いライヴだったよ。私は観に行って良かったと思っています。以上。

◆C79 冬コミ
 私の5大溺愛サークルの一角であるDemetoriがまさかの不参加に、元々低かったモチベーションは更にガタ落ち。情けないながら、気付かないフリをしてきた蓄積していた疲労がここにきて一気にのしかかってきた、というのがモチベーション低下の原因。要はもう疲れてしまっていたんだ。期間中はもつ鍋突っついたり、ポテトジェンガしたり、みんなで爆発したり(?)して少し元気を貰えた。ありがとう。3日目はのんびり入場して、本少々の音盤20数枚で終わった。一年の終わりが本当に呆気無く終わった。みんな良いお年を~と書いてる時点で1月ももう半ばじゃないの。。。

【改めてベストの総括】
 改めまして、新年明けましておめでとうございました(?)時間差挨拶にも程がありますね。でも既に挨拶は済んでいるからアリですね。はい。2011年が既にスタートしてもう1月も半ばですが、わたくしめ…まだちょっと気持ちのスイッチというか切り替えというのが出来ていない……正直あまり良い状態ではありません。肉体的にも精神的にも慢性的に疲れているのか、早いところとってもスイーツ!たつみおにいさんとして復活したいところです。
 さてと、本題へ移りましょう。こちらの年間ベストも3回目を迎えました。よくもまぁダラダラと続いてるもんです。そしてダラダラと過ぎ去ってしまったDream Cageの中の人個人としては相当な変化があって刺激が強かった年となりました。作品もかなりの豊作だったように思いました。という訳で今回は私の心を掴んだ計33枚+αの作品たちを紹介しました。まず、こちらのベストで竜美さんの2010年一番の愛妻に選ばれたのは妹(?)ことKrik/Krakでしたー。おめでとう!うちの1位はポップスというジンクスを見事に破壊する作品でした。正直、あそこまで泣かされるとは思いませんでした。本当に人前では聴けないし、少しでも内容を思い出しただけで目が潤む。だから面と向かって語れない。泣くから。完全に病気です。そんな作品に出会ったのは生まれてこの方初めてでした。だから、文句無しの1位です。そして、一つだけ言っておきたい。コレが真の同人音楽です。続いて2番手は深水チエさん。何度も言うとおり苦手な方ですが、何が起こったのかよく分かりません。が、この作品に凄みを感じたのは確かです。実質2010年のベストは花の涯で堅かった。もの凄くクセの強い作品なだけに、私の趣味の傾向に共感を覚える方でも中々推薦できない作品かな、と思います。更に続きまして3番手に輝いたのはヒメゴト。。08年に続いてまた3番手……永遠の3番手だなんてそんな意図はありません。夢の檻を開設してから常に追い続けてきただけに、待ち焦がれていたこの作品の発表は非常に嬉しかった。追い続け待ち続け応援し続けてきて良かった!スローペースでも構わない!彼らの音楽が聴けるのであれば、何年でも正座して待とうではないか!で、トップ3以降の4位~10位は特に意外性とか衝撃を受けた作品たちで固めました。どれもとてつもないキラーチューンを潜ませていますのでご注意を。あえて触れるとすれば、やはり初期からずっと聴いてきたAliesonがここに来て凄いスルメ盤を創り上げました。所持している方は是非じっくりそのメロディーに耳を傾けてみて下さいな。きっと苦しい何かを残してくれる筈です。
 話はもう一つのベストに移りまして、こちらは予定調和と言うのか本当にもうコレ以外に思い浮かばなかった……というわけで、2010年も私の心をガッチリとハートキャッチ♪しちゃったAYUTRICAでしたー。ホワワワワ~ン。おめでとう!ありがとう(?)こういっちゃ失礼過ぎるのだけど、あざと過ぎるぜ!だが、それが良い!続いて2番手に輝いたのは、ちなさんエロス!でお馴染みの(?)七色ビタミン。風薫る組強し!私がやたら騒いでいたちなさんエロスはひとまず置いといてですね、純粋に曲が良かった。やはり女の子が歌うポップスが大好きです。すみません、これだけは譲れません!それから、2010年のちなさんは春夏秋冬と作品を出していた。1stでずっと止まってた人がどうした!?と言うような頑張りに拍手を送りたい(ぇ)そして、3番手に選んだのが今竜美さんが最も注目しているうたたねりんご。この作品の“リフレイン”って曲が凄く好きでですね~そらもう本人達に直接伝えたくらい好きでですね~とにかく好きなんですよ(?)今後の活動が非常に楽しみです。4位以降特に触れるとすれば、回路 -kairo-は買っておいて間違いないので是非。あとは、フワフワ系のウィスパーが好きならば_blankがお薦めでございます。
 ベスト曲に関しては、20選と10選で選出した音盤以外の縛りで選出しました。作品全体よりも曲単体が気に入った、という感じの曲が多めです。特に当てはまるのが1位に選んだ六弦アリス。最近はメロディーよりも複雑さが増して、賛否両論がハッキリし始めた彼ら。私も例外ではなく、最近の彼らに魅力を感じなくなっていたのだけど、コレだけはよく聴いていた。とても猟奇的で残忍で、キチガイ染みている。楽曲のハイライトとなる大サビの“私の俺の娘を 返せと繰り言吐き 狂相浮かべ”が異様に耳に引っかかった。で、私は気付いた。櫻井アンナさんが発する「俺」が好きなんだと(笑)楽曲面はモダンヘヴィネス分強烈のポスト・ロック成分有りのスカ・ロック成分有りのポリリズム有りのプログ・メタルって塩梅で、実に好みだった。作品面ではこの『マダム・ヴァイオレット』と『Omen of Seven』の結び付きが強くて、同じ7…ということは?と妄想を張り巡らせるのだけは楽しかったです(ぇ
 最後にアートワークベストは春の頃からLast Promiseと決まっていました。うん、良いアートワークです。作品のタイトルが某超変態マスコアと同じだったという。こちらは変態ではありません。とっても聴きやすいポップスなのでご安心を。それぞれの一言コメントは特に意味はありません。
 以上年間ベストでした。一応少しずつ別のジャンルに手を広げているのですが、結果はいつもとあまり変化が無いようです。刺激を求めつつも、やっぱり根底で好きが強いジャンルは変化しないんだなぁ、と実感しました。

【2011年は……】
 更に別ジャンルの開拓を!と意気込んでみようと思ったのですが、昨年の実績が上のような結果なので、逆に幅を広げ過ぎるのもどうなのかなぁ?と考え直す必要もありそうです。幅を広げた結果、購入枚数が前年の2倍以上なので、全てをしっかりとことん聴き込むことが難しくなってしまいました。私は1枚を相当聴き込む人間なので、流し聴きというスタイルは嫌いだし、このブログやっている本来の目的すら霞んでいるので、これは由々しき事態です。この辺り、もう一度原点に戻って一から考え直す必要がありそうです。購入の方針はそんな感じで、また同人音楽との付き合い方について悶々考えます。
 期待の音盤としては、冬コミに参加してくれなかったDemetoriが例大祭で発表するであろう新譜が一番の楽しみであります。また、活動休止したKleioの片割れである天城あくるさんの既に決まっている今後の活動に注目したいと思います。
 私個人としては、今年は一つ何かやります。あぁ、言ってしまった。まずは実現に向けて、やはりマイペースに進めていこうと思います。後は幾つか水面下で計画が進行中ですので、それも実現できたら良いですね。あ~今年は大人しくしていようと思っていたのに…あー!早く気持ち切り替えたいよ!!

【最後に……】
 ここまで目を通された方がいらっしゃいましたら、それはそれは本当にお疲れ様でした。少しは暇つぶしにはなったでしょうか?去年よりも内容を濃くしよう!と意気込んだ割には、そして時間が掛かった割には、単に長くなっただけという捻りもへったくれもありません!鬱!竜美悠という個人の単なる自己満足でしかないけれど、この記事を読んだサークルさんの作品製作のモチベーション維持や向上に繋がるのであれば嬉しく思います。2010年は本当に沢山の良い作品をありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
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管理人

竜美 悠(You Tatsumi)
サンキュー!
アラーイさーん♪

島に転職しました。
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