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音楽を中心に雑多に書き散らしてるブログ。
改めまして、あけましておめでとうございます。
昨年は下半期から多忙になったこともあったのですが、
5年ほど使用していたガラケーからiphone5sに乗り換えたこともあり、
まぁ以前から遊んでみたかったスクフェスに現を抜かしぃの、
ブラウザーゲームも艦これ以外に5つほど手を出しぃの、
詰まる所、アニメ観てはゲームしての生活を送っていた訳です。
決して本業が忙しかったから更新出来なかった訳ではありません。ごめんなさい。

今はかんぱにとナナシスとトイドラに落ち着いているので、
今年はもう手広くやらないように気をつけたいと思います(今年の抱負

さて、今年の抱負を語ったところで、2014年の年間ベストの締めと行きたいと思います。
年間BEST【アルバム編】とは言え、去年は体力的な問題か体調的な問題か、
アルバムでガッツリ聴くという事がかなり少なくりました。
と、言う訳でアルバムでガッツリ聴いたなぁと記憶に残った盤5枚だけにしました。
それではどうぞご覧下さい。







5. SANCTUARY~Minori Chihara Best Album~/茅原実里


みのりんこと茅原実里のデビュー10年の節目として発表されたベスト盤3枚組。
彼女のことを初めて認識することとなったアニメ『喰霊-零-』の主題歌「Paradise Lost」が1枚目6曲目に位置し、その事実は時間の経過を認識させると共にアーティストとしての彼女の歴史を感じさせる。先述した曲にも表れている茅原実里を象徴する冷たく尖った無機質なハード・トランスと、有機的な哀愁を帯びたストリングスをクロスオーバーさせたサウンドの美意識が中軸に在りつつも、実はオルタナティヴなメロウネスやメタリックなヘヴィネスを響かせる音の鮮やかさ幅広さがあり、それが個人的にとても新鮮に聴こえた。1枚目2枚目は茅原実里サイドから提示されたベスト、3枚目はファンサイドから提示されたベスト、という作品の構成はある種の全部入りベストと言った印象だ(勿論入り切らなかった楽曲も多々あったと思う)。これからもファンを導く旗手となる決意が込められた書き下ろし曲「Joyful Flower」で終わり、ファンサイドでは彼女が作詞作曲を手掛けた「一等星」で終わる、どちらも前向きな生命力に満ちた力強い楽曲という構図がなんともニクい。1枚目が良い、いや2枚目…いやいや3枚目が良い、などと選ぶことが不可能なくらいにそれぞれに良さがあり、トータル3時間超の濃密な時間が味わえる。幾つか抜粋して挙げるとすれば、透明感のある鍵盤の瑞々しい響きが非常に美しいシンフォニック歌謡「蒼い孤島」、茅原実里サウンドの極致とも言えるシンフォニック且つダークなハード・トランス「暁月夜」、雄大なスケール感で聴かせるプログレ歌謡「NEO FANTASIA」、3枚目の終盤3曲は琴線に触れるモノがかなりあった。


4. 革命的ブロードウェイ主義者同盟/上坂すみれ


ヲタサーの姫すみぺこと上坂すみれの1stフルレングス。
中野ブロードウェイを拠点とした彼女によるシナリオライティングを元に構築されたアルバムの世界観は、音楽的にも年代的にも混沌としたごった煮闇鍋だ。これは中野ブロードウェイの暗黒を象徴すると共に、彼女の趣味・感性がこの地で築き磨き上げられてきた証でもある。そして、この盤を通じて得体の知れない闇に染まった"気味が悪い"本来の意味でのオタク、いやかつて存在した筈のマニア像を思い出すのです。これらを惜しげもなく曝け出し、同志へと語りかける意識は極めて同人的であり、近年の同人音楽界隈に欠けている"大切なモノ"を思い出させてくれる。これが上坂すみれのカリスマだ。どの楽曲も個性豊か面白味に溢れているが、80'sアイドル歌謡が好きな私にとっては「哀愁Fakeハネムーン」は2014年を代表するキラーチューンのひとつとして特筆しておきたい。セピアに染まった悲哀のリリシズム、あざとい歌のメロウネス、音数を極限に絞ったバッキング、前時代的チープなシンセサイザー、あからさまなミックス、上坂すみれの好きなモノに対する異常な拘りには敬意を示さずにはいられない。同志として彼女に最も共感できた瞬間であり、この悦びはとても久しいものだった。このアルバム以降も年末までにハードコア・パンクスにユーロビート、ヘヴィ・メタル、更には80'sアイドル歌謡コンピにカヴァーとやりたい事をやり尽くした彼女の一年を視れば、精力的過ぎる活力と行動力は並大抵のものではない事が理解できよう。中野の女王は2015年もカルト的なヤバイ毒と反骨精神を以て邁進してくれることだろう。


3. MARTIAN CHRONICLES Ⅱ/Solaris


ハンガリーのプログレ界隈の葛西紀明ことSolarisからまさかの新作。
以下、12月某日のやりとり。

師匠「ねぇねぇ知ってるかい?竜美君」
竜美「何をですか?」
師匠「じゃーん!Solarisが新作出したんだよ?」
竜美「ファッ!?」
師匠「しかも!あの火星年代記の第二弾なんだよ!」
竜美「ファッーー!?↑」
師匠「……お前他になんか言えよ」

能年玲奈風に言えばじぇじぇじぇ!?或いはさかなクン風に言えばギョギョギョ!?と表せば私のアメージングっぷりがお解り頂けるだろうか?今ではハンガリーの葛西紀明と呼ばれるSolarisのデビュー作邦題:火星年代記が生まれたのは30年前である。その後活動休止と再開を繰り返し細々と活動していたのは知っていたし、定期的にリリースされるのはリマスター盤ばかりで正直もう新作が出ることはないと勝手に思っていた。それが2014年末に新作出たよ!の吉報、しかも内容は伝説の火星年代記第二弾。そりゃもう竜美さんはファッファッファーのファーのエクスデスにサイリウムチェンジですわ。無に飲み込まれるどころか歓喜の渦に飲み込まれて、気分はもうネオエクスデス。表題曲3部作「Martian Chronicles II: 1st Movement」のイントロを聴いただけでもう感激。あのソラリスの音だ。変化があるとすれば武骨だったサウンドが洗練されていることくらいか。作品のネームバリューに頼ることなく精密に創り込まれスケールアップしているから尚更感激である。エレクトロニックでフューチャリスティックなシンセサイザーによるミステリアスな空間演出、メタリックなヘヴィネスのボトムにフルートが奏でるフォーク・トラディショナルな悲哀のメロディーライン、何もブレていない。時としてギターが奏でる音がかなりブルージーであったり、フルートやストリングスによる素朴で哀感も含んだメロディーが味わい深かったり、プログレッシヴなリズムセクション以外で東欧民謡然としたメロディーに聴き所が多く聴き応えがある。大作が並ぶ作品前半に対し後半は4分前後の小曲が揃っているがどれも充実した出来映えで、中でもソラリスらしい郷愁と哀感のロマンスを含みながらもEL&Pばりのヘヴィネスでプログレッシヴなアンサンブルを以て畳み掛けていく「Impossible」の濃厚な4:12に私は幸せを感じる。古典プログレ的なドも付くシンフォニック・ロックではあるが、やっぱりプログレは良い、そう再認識させてくれたソラリスの存在はやはり私の中で大きい。そして、リアルタイムでレジェンドの新作を聴くことができた事がなによりも嬉しかった。感無量である。


2. Colore Serenata/竹達彩奈


あやちと言えば肉、肉と言えばあやち、肉の竹達。
うちの嫁の中の人でお馴染み、あやちこと竹達彩奈の2ndフルレングス。
その強烈なキャラクター性を決定付けることとなった名曲「ライスとぅミートゅー」が収録された『apple symphony』より1年振りとなる本作は更に多様化した作風が印象的だ。良くも悪くも与えられたモノをそのまま表現していたアーティストとしての未熟さが少なからず見受けられたが、本作は幾分も能動的な意識が強く働いた結果が表れている。ミュージカルソング風の「プリンセスの脱走計画」や作品全体のコンセプトがその証であるし、彼女が自身の変化について"わがままになった"と話すのも納得である。楽曲の強度が充実した前半部の中でもリードトラックである「クレンジングラブ」はあの赤い公園による書き下ろしで、彼女の"わがまま"によって実現した楽曲だ。ノイジーなエレクトロニカ/オルタナティヴ・ポップとメロウな歌メロは聴く度に味わいを深めていく強度があり、竹達彩奈×赤い公園はこりゃアリだと感心した。ただ、個人的に本作が味わいを深めていくのは後半部分にあると思っている。川嶋あいによる「Today」は歌謡曲由来のフォーキーな哀感あるソング・ライティングがやはり見事だ。00年代歌謡ノスタルジーが心地良い「永遠にキミのことを愛したいと言わせて」は、サンボマスター山口隆のクセのあるリリックをあやちが歌うとこうなるか、時折入る語りが本業ということもあるだろうが見事に本家よりもハマっており、物語性のある本作自体にもハマる。いやいやこれもアリだ。しかし、最もしみじみするというか涙腺にクるのが本作フィナーレを飾る彼女作詞「鏡よ鏡」だったりする。ピアニカとチェレスタの音がもうダメなんだ、これは泣く。童話を読み終わる頃のどこか切ない気持ちを抱く感情に似ている。それこそ某栗蔵を聴いて泣く感覚とちょっと似ているとこがある。ナレーター業の本領発揮か、自身によるリリックもあってか、本作の中でも歌が特に良い。こういった楽曲が存在する作品というのはやはり強く記憶に残る。楽しくて楽しくて、だけど最後には少しだけ優しい気持ちになれる情感豊かなこの作品が私は大好きです。今年もあやちがやりたい事をやりたいようにやってくれる事を期待してるよ。


1. .htm/吉田仁美


彼女の歌声は聴く者を童心へと還す。
私にとっての吉田仁美は永遠に"歌のおねえさん"だ。
2014年始めに「イェイ!イェイ!イェイ!」「この空の向こう」「ラブリンク」を聴く機会があり、その時感じた言葉では表現できない心地良さをなんとか絞り出した私なりの答えだ。彼女の歌声を聴くと無意識の底の本能とはまた別の、記憶の底に置いてきた童心が呼び覚まされるというのか、母に揺り篭を揺られる様なノスタルジーに包まれるのです。なんとも不思議な感覚だが、幼き頃NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」の歌のお姉さんに憧れを抱いた、あの懐かしく暖かい気持ちになれるのだ。そんな天性の歌声と確かな実力を持つ彼女が、この長い芸歴においてアルバムを発表していなかったのは驚きだった。漸く2014年になって本作がリリースとなった訳だが、ライナーに使われる謳い文句のクリシェである"ファン待望"は正にこれが待望という感覚である。或いは渇望していたファンも多かったことだろうと思う。内容は先に挙げたプリキュア曲は無く、アニメ「そらのおとしもの」関連の楽曲が中心となっており、プリキュア曲とはまた違った表情を魅せるのが新鮮だった。澱みのない爽やかな楽曲が多数占める中、変拍子を多用したプログレ歌謡なんかもあって聴き応えもある。特筆したいのはメロディアス・ハード曲「ハートの確率(Main Vocal Hitomi)」だろうか、作中で最もプリキュア曲の様な児童達に向けて唄うお姉さんの趣が強く、聴いて幸福で心が満たされる。早見沙織のバックコーラスも良い味わいであるし、加えてイントロのツインリードが奏でる凄まじい哀愁には胸が抉られる想いだ。爽快で清々しく生命力に満ち溢れた力強さ、これ以上のモノがあろうか?いや、なかった。吉田仁美の歌とあのイントロだけで私は何杯でも飯がイケます。快晴の空の下、散歩しながら聴くとこれがまた格別なんだ。2014年に吉田仁美を認識することが出来て、ナニかの巡り合わせか偶然にも1stアルバムをリリースしてくれて、遂に1枚で吉田仁美全部入りが楽しめて、これ以上幸せなことなどない。2014年が良い年になりました。彼女には心の底から敬意と感謝を捧げたい。"あなたのひとみの中に、ずっといさせて…"の言葉通り、彼女は私の中で永遠に生き続けるだろう。ひとみおねえさん、幸せを本当にありがとう!


【次点】
 ・GUSTO/Especia
 ・KILLING ME SOFTLY/東京女子流
 ・好きっ/三森すずこ
 ・Beyond Myself/田所あずさ
 ・CITADEL/Ne Obliviscaris
 ・LUN/Destiny Potato
 ・DISTANT SATELLITES/Anathema
 ・Le Grimoire De reve/Demetori


【あとがき】

 年間BEST【楽曲編】及び【アルバム編】、ここまで読んで頂いてありがとうございました。仕事にゲームにアニメにライヴ、となってしまうとレビューの優先度は落ちていくばかりで全く書かなくなってしまうのが実情です。こういう機会でもない限り書かないなぁと思いつつも、なんだかんだで私は書くのが好きなのでしょう。久しぶりに20曲分と5作品分、計25のレビューをまとめて書いて大変ではありましたが、とても楽しかったです。

 2014年という年は使える時間に変化が現れ始め、私自身の音楽の聴き方、音楽の買い方が変化した年でありました。じっくり腰を据えてアルバム作品を聴く、というスタイルにやや無理が生じてきた事は音楽鑑賞を趣味とする者として悲しく思う反面、限られた時間の中で音楽とどう接するか?見直す機会になったことは良かったかもしれません。音楽の買い方にしてもフィジカルで買う事が減り、iTunes等の音楽配信サービスを多用する事が増えてきました。休みの時間がかなり貴重になった今では、買ってすぐ聴けるタイムラグの無さ楽さはかなり便利に感じています。また、現物で欲しいという拘りは大分薄れた価値観の変化もあるでしょう(整理整頓片付けが面倒になった)。今年は更に自分に最適な音楽との関わり方を模索していきたいと思います。

 最期に、レビューに関しては気が向いたらやる、書きたい作品に出会ったらやる、このスタンスは基本的に変えません。と、言うとまぁ今年も殆ど書く事は無いと思いますが、そろそろKrik/Krakの『リプレイ月紅レコード』とClesheの『鎖と鏡』については完結させようと思っております。去年三枝零一先生がなんと2冊も出しやがったので、よっしゃあ私も頑張ろう、そんな感じです(ぇ)。それでは今年も竜美悠とDream Cageをどうぞ宜しくお願い致します。

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管理人

竜美 悠(You Tatsumi)
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