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音楽を中心に雑多に書き散らしてるブログ。
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こんばんは。
故郷から帰還したたつみんだよー(あーりんだよー的なノリで

うん、まぁそのなんだ、故郷に帰りたくなったんですよ。
地元の神社参拝して、漁港で海の幸を頂いて、郷愁を噛み締めた。
10年以上の付き合いがある地元ベーカリーのおばさん、おじさんも元気だった。
帰ってきた、やっとそう思えた。

今も残っているもの、無くなったもの、新たに出来たもの。
それぞれが共存しても尚、かつての面影を残しながら私を迎えてくれた。

でも、昔住んでいた街は道路の開発が進んで、すっかり景観が破壊されていた。
かつて遊びまわった大自然はそこには無く、
抉れた山肌と剥き出しの錆た鉄筋が凄く不気味で、
それが悲しくて、ただ悲しくて、心が痛かった。
きっと兎も猪も狸ももう居ないんだろうな。杜鵑も鳴くことはないだろう。

残念ながらハートフルな旅にはならなかったが、目は覚めた。
また一つ物語を綴りましょう(予告


さて、気分転換をしましょう。
当社は暫くの間ハロプロモードに入ります。
今日も今日とてモー娘。じゃい。
何を血迷ったのかVシングル含めて50th singlesフルコンプしました。
あとはライヴに行くだけだな!



ダブルA面もう相方の『The 摩天楼ショー』
テクノ・ポップのⅠⅡⅢもアレはアレで私の琴線に触れる楽曲ですが、
やや時代に逆行している様なある意味らしいフリーソウルをポップに昇華した摩天楼も良い。ノリの良さと可憐な歌声の耳触りの良さに、ソウルフルなバッキングやゴスペル・コーラスの渋さとの調和で聴き込み甲斐のある深み(コクとも面白味とも言う)を感じる。
さゆみん可愛いよさゆみん!
全員の表情はこちらの方が活き活きして好きだなぁ。
青の子はホント楽しそうに踊るな~癒されるな~。
9期10期組は若さ故表情にあどけなさがどうしても残るが、今後はもっと磨かれていくことだろう。
輝け!若き才能たち!翔け!若き才能たち!
祝15周年おめでとう!!


P.S.
黒歴史ラブマシーンも今ならもう少しマシになりました>迷宮と秘事の偉い人たち(ぇ
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日頃の疲労蓄積からか帰宅→爆睡のお陰で、珍しく早起き(4時起床)だ。
帰省するまでちょっと時間が有るから、何か綴ろうと思って今何となくタイピングしている訳ですが、さて何書こうか(アルケーはもう少しだけ待ってね

そうそう、最近の自分のブログ読み返してて色々と迷走しているなぁと思ったりしてね。
迷走なのか原点回帰なのかよう分からんですが、洋楽も例年ほど聴いてないですしね。。。
それも今年に入ってから邦楽に触れる機会が極端に増えて、色々考えを改めたりしてね。
今をときめくトップランカーのアイドルグループが賞を獲得する中で、私が若かりし頃に最も聴いたハロプロの今は?という流れで、最近℃-uteを聴いていたりする訳です。正直かなり大差を付けられている感はあるし、実際腐敗した日本メディアでの扱いも相当に酷い。哀れみや同情心が無いと言えば嘘になるが、あえて時代に逆行して彼女たちを応援したい。それが反骨精神ってもんだろう!(だからマイペースって言われるんですが。。。
後付けの言い訳に聞こえてしまうかもしれないが、彼女たちの歌やダンス・パフォーマンスの完成度の高さに私は惚れ込んでいる。そして、どことなく絶対的な安心感が得られて心地良いのだ。そんな感じで先日のベリキュー繋がりでBerryz工房の新譜聴いてる。



タイ人シンガーのBird Thongchaiさんの楽曲をカバーしたのがこれ。オリエンタルな空気感を醸しながらも、しっかり自分たちのモノにしている。チャーチャラッチャッー♪何より元気が貰える覇気のある歌声が良い。魂込もってんぜ!エスニックな衣装も素敵だ。




モー娘。の50th singlesも聴いてる。この前のボマス21の時にイベントやってましたね。
メンバーは9期10期が中心でグループが相当若返っている。その子等を道重さゆみと田中れいなのツートップが引っ張っていくフォーメーションかな。石田亜佑美(青い子)という有望な次期エース格の存在も頼もしい。明らかにダンスの表現力が一線を画している。楽曲自体がツボなのでヘヴィロテしてる。


最近ブラジルやウクライナから訪問されるお客様がいらっしゃるので、そろそろメタルの事書いた方が良いんでしょうか?(ぇ
TUBEって…いいっすよなぁ(しみじみ
いや、楽曲やリリックでこれだけ元気が貰えるのか~と改めて感動してるんですわ。
うん、「傷だらけhero」とかさ、ホント良い曲なんだよなぁ。泣ける。。。

そんな訳で、先日の「アーモロートvol.3」お疲れ様でした。
私は結構遅刻して入場した訳ですが、回路のステージに間に合ってよかった。
彼らのステージを観るのは2010年のちょっかな以来だったが、相変わらず独特の空気を纏った魅入ってしまうステージパフォーマンスでした。回路のライヴは個人的に、ステージを一枚の画、または一つの映像作品として観ていたい気持ちが強いため、静観の構え(?)になってしまうんですよね。ただ、観ていた位置が悪かったのか途中で耳がイカれて、楽曲の判別がつかなくなってしまって無念でした。。。
トリの主催NO LIFE CLOVERは予想以上に凄かった。MCも含めライヴの運び方が非常に上手い。ここまで来るのに相当場数を踏んできたのだと思った。それ以上に彼らのファン、オーディエンスの一体感が素晴らしかった。ファンでない私から見ても非常に良い雰囲気だったし、ステージから視た光景は最高の絶景として彼らの目に映ったに違いない。クサいMCが幾つもあったが、ただ感謝という本音しか出てないのも無理はないよな、と思った。NLCのライヴの雰囲気はまた味わいたいと思わされた一夜でした。


ⅣⅤⅥ/AVTechNO!

ELECTROCUTICAとのコラボ作の再編版が記憶に新しいアドバンステクノさんのボマス21で発表されたエレクトロ・ハウスの4作目。タイトルは愛するコード進行にちなんだもので、この辺についての言及は私自身勉強中の身ですので、またいずれかの機会にでも。メロディアスだがダークでディープな電子の劇薬層に包まれ、中にはプログレのサイケデリックなうねりも魅せ、身体で聴くハード路線だけでなく奥深い音空間もじっくり味わえる作風に仕上がっている。作品の折り返し地点となる#7は自身の名を冠する派手なテクノで、本作はまずこれを聴きましょう!あとはラストの#14の10分超ポスト・クラシック大作が美しくてツボ過ぎる。最後はチルアウトして眠りましょう。

GLIMPSE/millstones
『黄昏ホリック』や『バイバイ、ブラックワールド』ですっかり虜になってしまったミルさんの100円音盤、しかもプレスって。。。IAダブステップの面影を残しつつ爽快なドラムンベース・インストにリミックスした#1に、チャイコフスキーのアレをエレクトロ・ハウスにリミックスした#2、うん特に#2が予想以上に違和感無くて面白い(笑)隙間を刺すワブルベースが気持いい。#3はボーナストラックか、ダブステップも入ったメロディアスなハウスで、2分弱と短いがこれも良い。ミルさんの音が好きならば外せない1枚と言える。

Waltz/Lupeux

エレクトロニカ・ジャズ・シネマティック・プログレなポップ・エレクトロニカLupeuxの2作目。最近特にお気に入り音盤の1枚ですね。ジャケットに惹かれ、試聴機に手を伸ばし…あ、これ大好きだわ!というデスティニーな流れ(?)で必然的に出会った。様々なジャンルをクロスオーバーしてポップネスを貫くニカに落とし込んだ独特の音像で、エレガントなだけでなくアヴァンギャルドな一面も魅せる表情豊かな作品に仕上がっている。ファンタジーものが好きなら一聴の価値はあるだろう。ガチでプログレもやってるので、その手のリスナーも聴くと良いと思います。

Pulse/Nyolfen

一言目にkick!、二言目にkick!でお馴染みのにょるさんことNyolfenの3作目。
煌びやかなエレクトロニカを操りながら、波紋が広がるように繊細に空間を開いては包み込む。エッジの効いたビートを変拍子で打ち出したり、プログレの鍵盤の如くフューチャリスティックな音色が乱舞したり、果てはポスト・クラシックの様なエレガントな聴き心地の良さ、耳触りの良い淡いノイズも優しく、あらゆるジャンルがクロスオーバーしているような感覚に包まれる。が、これがNyolfenの音、繊細な浮遊感且つ大胆なビート感が織り成した美しく澄んだ電子美学。2名の偉人によるリミックスも流石の仕上がり。当社を古くからご覧の方には#9を是非聴いて頂きたいと思います。なるほど、と思うはずですから(笑

The Black Rain/Anoice

海外で活躍されている国産ポスト・クラシック・インストバンドの3作目だったかな?如何にもなジャケットから醸す暗黒臭、一言で表せば病気、ですなぁ。いや、でもクラシカルな音色は美しいんだ。美しいんだが、どこまでも陰鬱メロディーで聴いているだけで哀しくて落ち込む。ダーク・チェンバーやヘヴィ・チェンバーのような禍々しさは無いが、アレに通ずる美しい暗黒さがあるので、その手のリスナーの耳にも悲痛な残響を刻んでくれることでしょう。落ち込むが、個人的に大好きな音ですね。

『2012』/Acid Black Cherry

V系随一のメロディーメイカーyasu君が率いるABCの3作目、コンセプト・アルバム。まずJanne Da Arcではやりきれなかった事を実現させた様な印象を受けました。やはりyasu君はどこまでもyasu君でさ、エルドラドを、ドラゴンを、フェアリーを、エンジェルを謳歌しちゃうマニアッキーなyasu君なんだよね。そんな感じでやりたいことをブックレットに詰め込んだな!と非常に好印象です。勿論メロディーメイカーとしての腕も素晴らしく、ダーク・ハード・プログレ路線からメロディアス・ポップ・バラード路線まで、徹頭徹尾yasu君のアイデンティティーが遺憾無く発揮されている。#14のシンフォニック・バラード「イエス」から#15の飛翔系メロスピ「シャングリラ」のフィナーレが感動的だ。ABC史上の名盤である。

超 HAPPY SONG/Berryz工房×℃-ute

いくらなんでもモーレツなももくろちゃん強すぎんぜ。。。相変わらず当社はハロプロ推しな訳で、ベリキューの新作。勿論私は℃-ute版で!何やらですねこれ、Berryz工房の「Because happiness」と℃-uteの「幸せの途中」を同時再生すると新たな1曲に進化するという、つんくマジックが解き放たれたエクスペリメンタルな試みが施されたハイブリッド・ポップスなのだ。℃-uteのアルバムしか所持してないから気付かなかった。。。在るべき姿を得たことで超が付くほどのポップネスが輝いている。MVの演出もよく出来ている。ハロプロのまさかの実験精神に感服致しました!

RE:STORY/喜多村英梨

個人的にまよチキ!の頃のイメージが残っているエリキタムラ、北襟こと(違)キタエリの1stフルレングス。Versailesをコスプレしたようなヴィジュアルイメージもさることながら、音の方も意外や意外、なかなかハードロッキンだった。ギター・ミュートが木霊し、ベースがうねりまくる飛翔系メロスピの#4「足跡」が特にツボだ。逆に前述したまよチキ!のタイアップ曲#9「Be Starters!」のような声優の特性を活かしたポップスが少なめで、この路線がもっと聴きたい身としてはちょっと残念だった。トータルの質は悪く無いが、せっかく良い声を持っているのだから、もっと幅広く表現して欲しかった。
夏だー!
サザンだ!
TUBEだ!
さまぁ~ずだ!

夏の風物詩を適当に挙げてみました。
連日殺人的猛暑日の文月、如何お過ごしでしょうか。
私はKata先生の新曲を毎晩聴いて北欧暗鬱の風で涼んでおります。



Kata先生の真髄がこれでもかと凝縮されている。
ヨナス様の美声とかメロディーとか刻むDjentリフのグルーヴ感とか思わず胸キュン!静謐アン美エンスとか全てを包み込む鈍色デプレッションとかさ、ツボを心得た洗練された楽曲展開とかさ、実に孤高のKatatoniaらしい。大名盤を凌ぐ大名盤誕生なるか!?

そっち系じゃない方はこちらを聴いて真夏を謳歌すれば良いと思います。



夏しか仕事をしないバンドTUBE(違)の熱いメロディアス・ハードロッキンな一曲。
春畑先生の職人ギターが本当に素晴らしい。ツボの抑えどころをよく心得てらっしゃる。
バンドでのギターの役割とはなんたるや、それを体現しているのが春畑先生です。


さて、随分前の話ですがStarcamp Theaterとかボマスとかリリパとかお疲れ様でした。
3回目となるStarcamp Theaterへの参加は相変わらず皆勤賞のわたくしですが、ライヴ自体が良い方向に成長を魅せている印象を受けました。素晴らしい!!

ボマスはLemmさんにArkheの感想を伝えられたのでもう色々と満足です。イベント自体は良い塩梅に落ち着いた雰囲気で、回りやすかったですね。至って平和でした。次回は初音祭内で深夜からオールだそうで、深夜即売会とか妙なテンションで面白そうだから遊びに行きます。

リリパはキックでお馴染み、お目当てのにょるさんのパフォーマンスが素敵だった。各アーティストも個性的で面白かったし、坂本教授に「好き…///(キュン」と言わしめたAmetsubさんのDJも贅沢な良い演出をされていました。流石にボマス後に5時間もぬるぬる踊って疲労困憊でしたが。。。ちなみににょるさんの新譜はもう色々とニヤる。かの残響が確かにそこにあった!(意味深


各イベントの感想は以上!かな。
つづきよりボカロ曲の上半期ベスト10。
お久しぶりです、竜美です。
約ひと月程すっぽかしてしまいました。。。
実は今月急遽右眼を手術する事になりまして入院しておりました。
術後の回復も順調で短期間で退院することは出来ましたが、
自宅療養という事で仕事の方も暫く休業してました。
尚現在は復帰しています。
そんな感じでエキサイティングな誕生月を過ごしてましたとさ(泣
とりあえず、のんびりゆるりと更新を再開していこうと思います。

さて、まずは入院&療養生活中に聴いてた音盤をズラズラとご紹介します。


Nine/Circus Maximus

ノルウェイゲン・プログ・メタルの5年振り3作目。待ってたよー!\(^0^)/
絶賛の声を一身に受けた前作の様な一聴して耳に残る分りやすいメロディーが大分薄まった印象の本作。従って、キラーチューンオンパレードの前作の延長上を期待すると肩透かしを食うことになる。これが賛否分かれる要因だとは思うが、私にとっては望んでいたスタイルなので前作よりも断然好印象です。ただ声を張り上げることは抑え、ソフトにもマイルドにも聴かせるエリクソンさんのイケメン・ヴォーカルがやはりこの上なく素敵だ!!

Skylight/Atoma

スウィディッシュ・メロディック・ドゥームのSlumber解散、というか分裂ですね。それによって新たに結成されたポスト・ロック/ポスト・メタルの1作目。近未来的宇宙空間の開拓と未知の生物との対峙が壮観なスケールでエレクトロニカ・アン美エンスな浸って感じるロックによって表現されている。近年のCynic先生やAnathema神などの優しく包まれ系多幸感ロック中毒患者が幸せになって帰って来れなくなる音。しかし、2バンドとは全然別ベクトルで、聴いた後に強く印象に残る作品ではないかな。あくまでも聴いてる最中心地良いと言ったところか。

The Essence Remains/L'alba Di Morrigan

イタリアン・ポスト・ロック/ゴシック・ロックの1作目。結構お気に入り。重厚なバッキングはそこそこの存在感で、揺らぐ鬱クリーントーンや染み入る沈鬱歌メロがドストライクだった。簡単に言ってしまうと暗鬱美の覇王Katatonia先生と幸福の黄金郷Anathema神を足して割ったような雰囲気。両先輩の圧倒的凄味には程遠いが、是非この覇道を極めて欲しいなという期待の新人さんですな。

Gettysburg Address/Moon Safari

スウェーデンの美し過ぎて巧過ぎる歌のハーモニーでお馴染みのプログレ・ポップ/シンフォニック・ロックの2枚組みライブ音盤。生でもやはり歌は巧いし、ハーモニーも絶妙だしで、おまけに演奏も乱れない。いやいや、ハイレベル過ぎるでしょうよ。。。実力の高さと曲の良さを改めて感心した。また、ギター寄りの録音なのでスタジオ盤とは違った聴き心地の良さもこれはこれで素敵。

Speed of Light/Fail Emotions

久々にDjent界隈からロシアのポスト・ハードコア/トランスコア/ダブステップの新作EP。メタルよりはハウスの血が濃い目のサウンドで、いよいよDjentは謎いジャンルの様相を呈してきたという実感が。いや、元々か(笑)しかし、これが凄まじくカッコイイのなんの。ツボ過ぎて困ったもので、色々と目から鱗の新境地。クールなトリップ感の後に来るダブとシンコペーションリフのエグい重低音コンビが気持ち良い。グロウルも吐き散らして非常にヴァイオレンスだが、メロディーがどこまでもエモいため聴き心地が良い上に適度にダンサブル且つロック。最近聴いたDjentでは一番お薦め。

LE BIJOUX/清風明月

ゴシックと言えばゆら嬢。ゆら嬢と言えばゴシック。揺るがぬ地位に君臨する我らが黄金コンビ、それは約束された勝利の方程式=清風明月の春の新作。傑作『HAMELN』には僅かに届かないかと思ったのも束の間、フューチャリスティックなシンセが暴れるまさかのJanne風プログ・メタルの「Red Wonderland」でハートキャッチされて、Drop先生の才能に感心するなど。ゆら嬢はキラーチューンの宝庫やなぁ(しみじみ

鍵の塔の魔法使い/碧空プラネタリウム

『霧の中のロビン』を陽、とするならば本作は陰だろう。とりあえず、舞台となる世界背景は非常に暗い。灰色の雪、という事もあって閉塞感はより一層強い印象で、幸せとか優しいムードとは無縁。現状を達観した様な諦めの心情が描かれた人物像もそう。最後、魔法使いの彼はとっておきの魔法を使ってどうなってしまったのか、世界が良い方へ傾いたら良いなぁと願うばかりで、モヤモヤの残るフィナーレだった。きっとこういう国は実際あるだろうし、とか色々考えさせられた作品だった。入院中に聴くもんじゃないな。

Le petit bors/Clinochlore

圧倒的大自然の温もりと優しさに包まれたニューエイジ/フォーク・ポップ。安心して身を預けられる音。木管の可愛らしい音色やアコースティックギターで紡ぐ柔和な雰囲気と森野木々嬢の愛らしい歌声に癒される。あぁ、森に還りたい。唯一の疾走曲「blind world」も熱いと言うよりは何処か可愛らしくほっこり。お手製の紙ジャケと名刺サイズのリリック・カードも実に素敵である。あぁ、森に還りたい。

the Seed of Hope/Loud Galaxy

V3グミのメロディアスな和製メタル作品。#2「天使のツバサと悪魔のココロ」が好きで買った記憶がある。特にコーラスパートのザクザクした突進力が好き。それから、これなんてJanne!?の開放感ある疾走のイントロが印象的な#5「追憶リマインダー」は更に好き。コーラスパートの疾走感も非常にツボ。Janne病の発作が治まらなくて困る(?

Dearest/yuky

ミクのポップなメタル作品。こちらの方がリフのメタリック度が高い。歌メロだけが辛うじてポップネスが支配しているが、バッキングリフはガチのメタル。あ、Siam Shadeっぽいのか!?#4辺りは特に。個人的には#2「回想リグレット」の爆発的な爽快感が非常にツボでよく聴いてた。うん、これはJanne病の発作が起こる(ぇ

プリシオン/DJ GENMAI

ジャンルごった煮の作品。これは#1「セイクリッド・ブラッド」ばかり聴いてる。他の4曲を聴くと、#1の発想は一体どこから…と不思議に思う。中二病の極み、地下線と言えば通じるだろうか。関西の出っ歯神が在籍した孫ことPhantasmagoriaの如く徹底した自己陶酔がどことなく被る。バッキングの音作りもあの雰囲気があるし、ミクの調声も一癖ある。サビの逆読み呪文リリックが韻で固められて妙に印象に残るし、ギターソロがまたハッとさせられるメロディアスな良いフレーズ弾くもんだから侮れない。そんな所も似ている(笑

electric love collection/8#Prince

約70分間エレラブ漬け。これぞ最高の愛情表現。個性的な13曲のリミックスたちの声「この気持ち あなたに 届けるよ」で私もエレラブ中毒患者の仲間入り。何よりも溢れんばかりの愛情がビンビンと伝わってくる。そう、これが溺愛の極み!果ては産みの親自身の歌声でカバーと溺愛の留まる所を知らない。正に最高の愛情表現。自身の作品を愛している事がよく分かる良いコンピ。この溺愛、見習いたいものである!!

AMPLOID/buzzG

buzzG氏によるグミの轟音オルタナティブ・メタル。身体を刺す重厚な轟音リフとエモーショナルでメロウな美メロが魅力的で、グルーヴィーなベースラインが非常に優秀。中でも#2「マーシャルの嬌声」の躍動感がある濃密なバッキングの素晴らしさは特筆しておきたい。ダーク・ヘヴィでミステリアスな#4「囁く陽炎」と暴力的バッキングと陰鬱メロが美しい#5「Gasoline Rainbow」のデプレッションがツボ過ぎる。メロディアスな爽快ハードロックの#08「しわ」はただただ直向きな愛情に涙腺が崩壊する。殿堂入りも納得の傑作。作品トータルでポップなエモーションとダークなデプレッションがバランス良く共存し、聴き込みに耐えうる強度を誇ったボカロックの快作。

Come Back/IZMIZM

雛のドールが娘さんのizna先生の手焼きや会場限定頒布を纏めたロリポップな雛が目印の2011年ベスト盤。トランス/ドラムンベース/ダブステップを中心としたハウスアレンジ。グルーヴの効いたベースラインやキックの心地良いビート感、エレクトロニクスのトリップ感が気持ち良い。特に後半に纏まったアリスシリーズがイケメンで好き。身体を揺さぶりたくなるので、あまり入院中に聴くような代物では無いなとは思った(笑)身体で聴くべし。

Chiasma/PAStyLE × IZMIZM

フューチャリスティック・メカニックな聖とぬえのアートワークがイケメンのizna先生とLAZ先生共同制作ハウスアレンジ。互いにリミックスし合ったり、相手の既存の楽曲をリミックスしたり、共同アレンジを試みたり。それぞれの作曲やリミックスの個性が分かりやすく表れて面白かった。合作となるタイトルトラック#7が特に良い。案外似た者同士なのやもしれない、相性の良さが産んだケミストリーの結晶とも言える。これも安静にして聴く代物ではなかった。

mikgazer vol.1/mikgazer

ミクのシューゲイザー=ミクゲイザーのコンピ。この手の界隈をチェックしていたら知らない名前が無いくらいの集まりで、これ1枚だけでもかなりのPを網羅出来るのが良いところ。アートワークの淡い群青と気怠いミクの表情がそのまま表れた、淡く靄の掛かったギターノイズとミクのか細い歌声が微睡みへと誘い、特有の浮遊感が非常に心地良い。これも良いコンピだった。vol.2がある事を切に願う。

物凄い勢いで酔ってみた/Halozy

100円だったからついでに買ってみたら凄く良かったシリーズ(なにそれ)ななひら嬢を筆頭になゆ嬢と彩嬢が物凄い勢いで悪ふざけ。しかし、その実はそれぞれのド根性とアドリブセンスが試されるという非常にシビアな内容。世界一かわいいよ!ななひらちゃーん!!ななひらちゃんの「どうもありがとー!」に思わずハートブレイク。この破壊力、ヤバイ。なゆ嬢が一番安定、とりあえず10倍オレンジジュース。ギターソロも一緒にハミングする程の余裕が感じられる。このお嬢さんノリノリである。彩嬢の崩壊度は最も酷い(笑)ただただしんどいが伝わってきます(笑

Excelsior/Pizuya's Cell feat.3L

3L嬢フィーチャリングのクラブ・ジャズ。フルートとサックスが良い味出している。ストリングスによるムーディーな空間演出の聴き心地が良く、3L嬢の艷やかな歌声もマッチしてリスニング向きの落ち着いたクラブサウンドと言ったところか。オフボーカル版でも充分聴き心地が良かった。クラブよりはジャズを聴くような感覚で、安静にしながら聴けましたな。

あの日の夢のアリス/森羅万象

リズトラの前身が4年振り再結成の作品。2面から4面展開の豪華なパッケージ・デザインが秀逸。圧巻なのはやはり14分強のシアトリカルなミュージカル風アレンジ大作の#1「あの日の夢のアリス」でしょう。濃い(笑)三味線が鳴るアグレッシヴな和ロック#6「天の邪鬼」も良かった。#8「かぜのいろ」のしなやかな浮遊感も心地良い。紆余曲折経て手にするラストトラック#10「無境界仮説の切符」がキャッチーなポップネス溢れた良いオルタナティブ・ロックだった。めらみぽっぷ嬢の熱唱も素敵である。

&/imama

最新作である『United』が気に入ったので旧作である2ndを購入して聴いた。&(and)というコンセプトが好き。特徴としてアコースティック要素とフューチャリスティックなエレクトロが同居して、アルバムに統一感がある。新作のようなドキャッチーなパンチ力は欠けるが、聴き込みによる発見も多いので聴き込み甲斐があって良い。と、思っていたら#10「D.E.E.P feat.Amane」がえらいカッコイイ。身体揺さぶるブリブリグルーヴ感が中毒になるテクノ・ポップ。パンチ力あるやん!

ゴーゴー!ボカレンジャイ!/VOCARANGER

buzzG氏に無力P氏、keeno氏と来たら買わない訳にはいかない!他初めて曲を聴くNem氏にみきとP等5名によるコンピ。戦隊企画モノの様な熱いキャッチーなハードロックとかではなく、内向きの自照性がやや濃い、この面子「らしさ」が表れた内容。久々に新曲を聴く無力P氏のオルタナ・メタルとkeeno氏のポスト・ロックがやはり良く、本作の目玉と言える。勿論buzzG氏の新曲はキラーチューンなので言わずもがな。トータル18分弱で流れも良い上、耳に残るメロディーも豊富でさらっと聴ける割に何周も聴ける良コンピ。

Fix/QUADROPHENIA

ボカロなのでM3の3選枠ではあえて出しませんでしたが、実質私にとってのM3-2012春ベストがコレです。長閑でお気楽なアコースティックとエレクトロニクスに凶暴なブレイクビーツ/ドラムンベースによるエグいビート感、ブレイクコアの弾丸と強烈なノイズ、実験的だがどこまでもポップネスを貫くエレクトロニカ。このバランス感覚に凄味を感じる。柔軟な遊び心と馴染み深いナチュラルな生活音のブレンドセンスも光るものがある。


つづきからは上半期ベストと下半期の期待作などについて。
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管理人

竜美 悠(You Tatsumi)
サンキュー!
アラーイさーん♪

島に転職しました。
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