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音楽を中心に雑多に書き散らしてるブログ。

Title:gravitation
Artist:ギルガメッシュ
Release:2014/9/24


-Track List-
01. Go ahead
02. gravitation
03. Not Found
04. reflection
05. Vortex



とある友人からJanne Da Arcというヴィジュアル系バンドの音源を薦められ、それ以降彼から薦められるがままに音楽を聴いていた。ある程度ヴィジュアル系のなんたるかを認識した私は、やがて自ら音楽をバンドを探るようになり色々なバンドに出会った。その幾つかの内に"ギルガメッシュ"というバンドがある。約10年前の話だ。

去る11月29日、ギルガメッシュの今年ラストとなるワンマン『girugamesh ONEMAN SHOW「2015→2016 “鵺”」』を観てきた。彼らのワンマンライヴを観たのは今年3度目、何だかんだで気が付けば今年のライヴで最も観たバンドになった。そして、それに伴い最も多く旧譜を聴いたバンドもギルガメッシュだ。ある時はドルヲタ、またある時は声豚、そんな私が男臭いギルガメッシュ漬けの一年だ。どうしてしまったんだ竜美、というお話です。

そんな訳で今年一番お世話になった旧譜、ギルガメッシュ現時点での最新ミニアルバム『gravitation』について触れないワケにはいかない。彼らからスッパリと離れてしまった私に妹が「これ聴いてみな」と差し出してきたのがこの作品だ。期待薄のままとりあえず聴いてみた私の感想は感激したの一言に尽きる。

薄ら儚い電子音とゆったりと歌い上げる左迅のヴォーカルによる静かな入りで作品へと引き込んでいく「Go ahead」。穏やかな導入部とは裏腹に、グロウルと共にDjentのリフの強烈なヘヴィネスを以て耳を刺す攻めのAメロでガッチリ心を鷲掴み。一時期はHIP HOPからカラフルなPOPSにまで染まりチャラい道玄坂まっしぐらだったあのギルガメッシュからまさかこの音を聴くことになるとは思いもしなかった。トランスコアの様相を呈したDjent、もうこれだけで私は感激モンだよ。ラウドなA・Bメロに対し、サビはメロディアスな歌メロが響き、ギルガメッシュ本来の良さが遺憾無く発揮されている。素晴らしい!メロウなギター・ソロの後に展開するメロディアスな大サビは感動的で、最後にまで聴きどころが用意されている。こんなに動と静を器用に操るバンドではなかった筈で、10年活動を継続してきた成長の証か。凄い。

傷だらけになっても 叶えたい夢
何一つ犠牲を 払えぬのなら 掴めない


過去のギルガメッシュの事を歌っているようなリリックだ。ジャンルに拘らずやりたい様にやってきて付いてきた賛否両論、いやむしろボロクソの否定が多かったことだろう(私もその一人であるし)。夢を叶える為の道のりは楽しさよりも苦しさの方が同じくらいかむしろ多いくらいだ。それは左迅もツアーファイナルのMCで語っていた。それでもやりきる覚悟があるか?

いつかは 消えていく 命を燃やして
全て"今"に 賭けてみろ


サビの続き。ギルガメッシュの作品のタイトルで『NOW』があるように、彼らは常に"今"に拘って生きてきた、そんな事が伝わってくる。彼ら自身へ、そしてファンへ、夢の為の努力は苦しく険しいものだけど今を精一杯やろう、と叱咤激励しているようで私は好きだ。

メタルコアの突進力があるリフとキャッチーなメロが印象的なファストチューン「garavitation」は「Go ahead」の流れを汲んだ内容でこれも気に入っている。頭を振るところでも聴かせるところにおいても随所でリフワークが冴え渡っていてバッキングの聴き応えがある。雄大に疾走していくサビはやはり左迅のメロディアスな歌が響いて、ラウドさとキャッチーさのバランスの良さがギルガメッシュらしくてとても良い。

失う事に もう怯えるな 最後に頼れるのは お前自身だ

1曲目の「Ga ahead」で伝えきれなかったことをここで改めて力強く伝えている。前向きで力強さに満ちたリリックで心に響いた。韻で固めていて決まりも良い。こんなこと歌わなかった記憶があるけど、やっぱり彼らは内面から変わったんだなぁ。

エレクトロニクスとヘヴィネスを織り交ぜた「Not Found」はバウンスするノリの良さはDispersRayを彷彿とさせる。ブロステップとDjentのミスリード・グルーヴを同時に操ってみせたり、一昔前の彼らでは考えられなかった音に感心感心。Djentが特に顕著なファストチューンの「reflection」は、全編に渡ってグルーヴィーなヘヴィネスが炸裂している。複雑奇怪なリフワークを弾きこなしていて、安定した演奏力はかつてのモタつきリズム隊を想えばその成長っぷりは凄いし感動する。

作中、攻撃的な意識が最高潮に達する「Vortex」は最早プログレッシヴ・メロデスと言っていい程の邪悪なヘヴィネスとグルーヴが炸裂している。グルーヴィーなリフワークに爆撃絨毯の如く腹に響くツーバス、これだけでイントロの掴みはバッチリだ。凄まじく安定したツーバスはЯoyの成長っぷりを物語るには十分の説得力がある。凄い。弐と愁のバッキングリフも随所にフックを効かせ聴き応えがあるし、左迅は血管がブチ切れそうなドスの効いたグロウルで怒りを吐き散らしていくし、どこまでも攻撃的な一曲だ。反骨精神に満ちた初期の攻撃的な姿勢以上の凄味、進化を証明してくれた事がとても嬉しい。

ギルガメッシュというバンドが私の興味の対象から完全に外れていたもんだから、そんな状態の私の目を覚ますには充分な一枚だ。故に、端的に感想を述べよ、と言われたら感激の一言しかない。アンダーグラウンドでDjentが流行っていたのは私の中ではもう5年くらい前という認識で、無個性量産の過去に流行ったモノという扱いにまで落ちていたんだ。何故なら界隈の中堅以下は未だに新しいグルーヴ・リフを編み出すMeshuggahに到底及ぶことはないし、Animals As Leadersの3作目の見事な復活劇やTesseracTのDjentは2作目が鬼門を打ち破る凄さに比べると、その他はドングリの背比べで面白みがない。昨今のヴィジュアル系でもこの手の音を聴く事が有り、若干驚きを隠せないところもあるが、EDMが遅れて日本で流行ったことを顧みればDjentが遅れて流行るのも同じことなのだろう。海外でのツアーも活発なギルガメッシュならば、Djentという時代の潮流と遭遇してしまうのは仕方ないか。ただ、ギルガメッシュの場合はこの音に染まり切ることはなくて、左迅のメロディアスなヴォーカルメロディーをちゃんとバンドの強みとしているし、紆余曲折色々やってきた中で身に付けたラップがDjentと上手いこと噛み合っているし、安易にDjentに踊らされず自己解釈と昇華が出来てるのは凄く感心している。賛否両論今までやってきた全ての事が10周年のこの1枚に総て纏まって進化した形で表現されている、これは素直に凄いと思う。

白塗り黒服礼装だったギルガメッシュが、ある時はポップなファッション系に、またある時は武士の姿に、極めつけは消防士の姿に…Fainal Fantasy Ⅴみたいなフリーダムなジョブチェンジっぷりは最早意味がわからなかった。いや、この場合はギルガメッシュチェーンジ、か(どうでもいい)。音楽性がもうエクスカリパーみたいな時代もあったけど、もう大丈夫。安心して下さい、履いてます。ウンザリして一度は離れた私みたいな人間でも引き戻し頷かせるには充分、『gravitation』の名に恥じない傑作だ。

最後にギルガメッシュとこの音盤を薦めてくれた我妹に最上級の感謝をッ!


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忘れっぽい自分用の備忘録。

映画館で映画を観る、なんて今までもやってきたし別に珍しいことではない。ないんだけど、今年は……特に下半期なんかは毎週映画館へ足を運んでいた月があったりして、ひとつの生活習慣になってきている。例によってアニメが大半だが(アニメ自体がそういう売り方をしてきているのが昨今でもあるが)、音楽の様に習慣として根付き始めたらメモを残しておかないと忘れてしまうのが竜美という人間である。いくつかは別の機会に個別で記事を書こうと思っているので、またその時にでも読んで頂けたら幸いです。


◆観た映画

『デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」』
『RWBY Volume 1』
『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』
『アントマン』
『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァー Cadenza』
『ARIA The AVVENIRE』
『天空の蜂』
『キングスマン』
『アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!』
『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』
『劇場版プリパラ み〜んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ』
『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァー DC』

モノ作りに携わる人は『天空の蜂』を絶対観るべし!
プリキュアの3本立てのやつは今週舞台挨拶があるのでまた観てきます(ぉ
あと感想も書く予定です。


◆観られていない映画

『ジョン・ウィック』
『カリフォルニア・ダウン』
『海街diary』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『イニシエーション・ラブ』

とりあえず、『マッドマックス』は円盤でリリースされたし観なくちゃね。
『そして父になる』が好きなので『海街diary』も観ておきたいねぇ。


◆観る予定の映画

『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『アンジェリカの微笑み』
『映画 ハイ☆スピード! Free! Starting Days』
『紅殻のパンドラ』
『A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー』
『アリス・イン・ドリームランド』

デジモンを先に取ってしまったのでガルパンは次週に持ち越し。
残りは12月公開の作品たち。全部観られるかなぁ。
いや、観られるようにしっかりスケジューリングするんじゃ。


以上、とりあえず今年の作品。旧作に関してはAmazonプライムで色々観ているので、年間の総まとめの時にでも気に入った作品を紹介しようと思います。




DMMゲームズより提供されていたラストサマナー(以下、ラスサマ)が2015年11月16日をもってサービスを終了した。2014年9月17日の配信日より遊んでいたから、それなりに色々思い出もある。まずは一言、運営・開発お疲れ様でした。


◆色々と勿体無かったゲーム

何故サービスが終了してしまうのか?と言えばユーザー(特にお金を落としてくれるユーザー)が離れてしまったからで、それが昨今のソシャゲ/ブラゲに訪れる終焉の常である(未だに復活しない城プロみたいな例外もありますが)。では、何故ユーザーが離れてしまうのか?それは大なり小なり理由というか原因が存在する。かつては課金してまで遊んでいた私から視て今ラスサマに思うことは"色々と勿体無かった"ということ。

―好きだった点
 ①タクティカルメダルバトル
 ②ローテーションバトルシステム
 ③キャラクター
 ④音楽
 ⑤エロゲみたいな頭の痛いテキスト

まず、好きだった点。基本的にラスサマの殆どの要素は認めていたし気に入っていました。特に①②の戦略的な駆け引きが味わえるシステムは好きでした。並行して遊んでいた同期「かんぱに☆ガールズ」の見てるだけの戦闘にゲーム性を全く感じていなかったから(フラワーナイトガールやってる人間が言うことじゃない←)、ラスサマの戦闘システムは評価してました。あとは、やはり戦闘に付随する音楽が良かったことかな。後述しますが、オーディンスフィアやグランナイツヒストリーでお馴染みのベイシスケイプ辺りが好きだったらナニかしら刺さるものがあると思います。


―不満だった点
 ①キャラクターの育成がダルい
 ②装備品開発がダルい

上記で好きだったキャラクター周りのシステムが快適と言えるものではなかった。
①はRPGなのにキャラクターのレベリングを何故戦闘による経験値取得ではなく合成による経験値取得にしてしまったのか?がそもそも理解に苦しむモノであったし、加えてレベルの上昇率も悪い。また、同じカードを重ねて覚醒させる所謂限界突破の条件も悪かった(アップデートで仕様変更はあったにせよ)。
②は唯一の対人戦要素であるアリーナで専用のメダルを稼ぐところから始まり、メダルと引き換えに武器防具のレシピを集め、開発に必要な素材を集めて漸く武器や防具が手に入る。一連の手順が煩わしくそして面倒臭い。装備品くらい普通に買わせてくれ。レシピが必要とか素材が必要とか、そういうのは伝説の武器みたいな特別なイベントものだけでいいのだ。
キャラクターの育成がストレス、装備品揃えるのもストレス、キャラものとして褒めるところがない。こういったストレス要素に対しもっと敏感になり、もっと早くにテコ入れしていたら結果は違っていたのではないだろうか。だから、私はラスサマに対し勿体無いなぁと思うのです。



◆それでもキャラクターは好きだった

システム周りに対してあれこれ言ってますが、私はそういうものよりもゲームに対してキャラクターを一番に重視する人間です。キャラクターが可愛けりゃ良い気に入りゃ良いそれで良い。これでキャラゲーとしてまずは合格なのです(チョロいな)。故に、私はゲームのシステムが云々なんかよりキャラクターの方が語りたいので、ここからはちょいとギアを上げていきます(ぉ

ソシャゲ/ブラゲ売り出すとき有名絵師だの有名声優だの掲げるのが界隈のクリシェだったりするわけです(ゲーム部分のPRはどこいった?ってツッコミも常である)。ラスサマも例外ではなく「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」でお馴染み「ご注文はうさぎですか?」のKoiさんが書き下ろしていたり、あやねること佐倉綾音さんやまれいたそこと内田真礼さんもメインキャラクターで声を担当していたりで、あざといながらもゲーム以外の所で力入ってるなぁと思った2014年の夏。




Koiさんによるアーサー王のイクスさん。可愛い。
英霊はアーサー王だけど、見た目は戦乙女とかそんな感じ。
日常系のKoiさんでは中々お目に掛かれないファンタジーキャラというだけで貴重だ。
「ワルキューレの冒険」のワルキューレや「ヴァルキリープロファイル」のレナスが大好きおじさんなので、勿論こころがぴょんぴょんしました。当時最高レアリティのSSRなので当然ながら圧倒的に強く可愛い。スリーマッチングボーナスを受けた時の破壊力は痛快だった。




木屋町さんによるジャンヌ・ダルクのジャンヌさん。可愛い。
β版の頃から看板娘を勤めていた子で、可愛いということはつまりSSRだ!
ご存知の通り私はメッシアァー!ハァーネームイーズ!ジャンヌダー!って心が叫びたがってるJanne Da Arc酔狂の人なので、やはりジャンヌだけは特別視してしまう。ジャンヌ可愛い好き好き大好き!もうちゅーしたい!(ヤメレ
尚、看板の長髪姿はどうやら実装される予定だった覚醒後の姿だったらしい。
終焉迎える前にはやく実装しといてくれよ(泣




同じく木屋町さんによるナビゲーターのイザナミさん。可愛い。
よりにもよって残っていたキャプ画がクリスマスの時のでなんか申し訳ない。
赤面してるイザナミさんも可愛いぞ。
同期とは妖精被りだった。
しかし、みゆきちと木屋町さんの時点で始めから選択肢はひとつさ。
最終的には彼女もSR、SSRとなって自ら戦闘に参加するようになった。
余った石で茶封筒引かせるどこかの妖精とは訳が違う(ぁ



◆エリザベート×川上千尋=レジェンド



一時的に離れていた私が再び遊ぶことになったきっかけがある。
2015年1月28日から2月9日まで開催されたイベント「吸血姫とドラキュラ城」だ。
シナリオは超笑えたし、ラスサマの最高傑作とも思ってる。

わたくし、今までここで言ったこと無かったけどさ、
吸血鬼の女の子って題材大好きなんです(とある作品の影響で

このイベント報酬だった吸血鬼のお姫様エリザベートがとにかく可愛い。
涙目に困り眉の臆病な表情、手袋・ニーハイブーツ・絶対領域・マント、髪はピンクだ!
大好きな木屋町さんによるイラスト、私のフェティシズムを刺激する文句の付けどころがないキャラクターデザイン。なるほど、これは完璧だ!

エリザベートの素晴らしさはこれだけではない。
声を担当した川上千尋さんの演技が素晴らしかったことが大きい。
臆病な恐れの感情からくる震えた声色は守ってやりたくなる程心を打たれたし、親愛度MAXイベントの甘酸っぱいセリフの表現には涙腺を刺激されると共に青春を思い出させてくれた。つまり、私はエリザベートに恋したのである(ナニイッテンダコイツ
例えるならば、Janne Da Arcの超傑作「ヴァンパイア」のギターソロ後にピアノの伴奏で唄われるラスサビの切なさに溶けるくらいメロッメロに魅了された感じである。つまり、テンプテーション、ヤバイってこと。

私がかつて「艦隊これくしょん」にてあやちこと竹達彩奈演じる夕雲にオチて即嫁認定したことは周知の事実であるが、あの衝撃を凌駕したと言っても過言ではない。
故にッ!ゲーム亡き今、川上千尋さんが演じたエリザベートはレジェンドなんだ。

尚、川上千尋さんは登場1年経たずしてアイカツ8の頂点に輝いた天羽まどかちゃんの中の人です。表現の幅が広く演じ分けも達者でいらっしゃる素晴らしい声優さんなので覚えておくように。テストに出します。


※補足
余談ですが、とある作品とは「彼女たちの流儀」のことです。
私的エロゲTOP3の一角から未だに揺らぐことがない名作です。
2006年と結構前の作品ですが、たまにやっては未だにボロッボロ泣いてます。
機会があったら是非やってみてね。





◆最後はやっぱり音楽

音楽を聴いて好きだー!って語るのが私の本業みたいなものなので、最後はいつもの調子で。決して沢山の曲があったわけではないけれど、ラスサマの音楽はどれも素晴らしかったし、ここに注力していたのは確かだと思う。特に戦闘関連のBGMは、あのシビアなゲームバランスのスリリングさを助長していたし、遊んでいて心が昂ぶる傑作が揃っていた。




まずはこちら、恐らくゲーム中最も聴くであろう通常戦闘のBGMです。
RPGにおいて通常戦闘の曲の善し悪しはゲーム自体の善し悪しを左右するくらい重要な立ち位置にある要素だと私は思っている。そのラインをラスサマは見事にクリアしている。
シンセのレイヤーが薄ら輝くオーソドックスなハードロック調の曲で、ストリングスが主旋律を奏でやがてリードギターと共鳴する。ギターがピロピロと弾き倒すソロパートも熱い。堅実にリフが刻まれるバッキングも素晴らしい。痛快なギターインストゥルメンタルとしても充分鑑賞に耐えうる強度がある。




続いて、ボスまでの道中の険しい連戦を飾ったBGM。テクノも優秀です。
厳かな男女混声クワイア、オーケストラルなスケール感、異国情緒芳しい神秘的なメロディー。静と動の緩急も素晴らしく、静まり返った後に訪れる弦楽器の重厚なリフによる爆発力と畳み掛ける推進力は凄まじく圧倒される。





最後はボス戦BGM。RPGの一番美味しい部位だ。メタルだ。
ボス戦の音楽ってなんか出会うまで期待しちゃう特別感がある。
で、結構その期待に応えてくれたりしてさ、やっぱりボス戦BGMは最高だな!っていつでも私たちを満足させてくれるんだよね。ラスサマのボス戦BGMほんとカッコイイよなぁ。
イントロがそう!それ!って入り方してるし、ピアノの主旋律でクールに立ち上げるヴァース、情感を込めたギターで昂ぶらせていくブリッジ、アウフタクトが決まって荒ぶるドラムと共に走るリードギターが痛快なコーラス、私はこういうのが大好きだよ。この音楽が聴きたいから遊ぶ、妙な理由だがそんな同志がきっと私以外にも存在するはずだ。そんなゲーム音楽好きの同志へ捧げたい逸品です。


ソシャゲ/ブラゲのサウンドトラックがリリースされることも珍しくなくなった昨今だが、それでもサントラとしてパッケージされて形になるより先に命潰えていく作品の方が圧倒的に多いのが事実だ。コンシューマー作品とは違い、サービスの提供が終わってしまえば消えてしまう。イラストも音楽も何も残らない悲しい現実がある。

今年に入って、ラスサマ以外にも遊んでいた作品が幾つかサービスを終了してしまい、その度にゲームの新しい時代のことを想う。しかし、結局はまた別の新しいゲームで遊び始めるのであった(ォィ


女の子は好きか?
私は大好きだ(但し二次元に限る)。
なんてことのない話だ。

では、スーツをバッチリ着こなしたおじさんは好きか?
無論、私は大好きだ。

そんなおじさんが観たい(フェティシズムを刺激されたとも言う)という理由だけで、
快作或いは怪作スパイ映画『キングスマン』を観たので感想を綴ってみる。


◆「マナーが、紳士を、作るんだ(キリッ」

 記憶に残る作品には名言(迷言)があるものだ。
例えば、『リプレイ月紅レコード』の「…ルナティックブラッド!(キリッ」の様に(ぉ
それは、一言で作品を説明出来てしまう程のインパクトを持つ。

ー マナーが、紳士を、作るんだ ー

 物語序盤におけるバーでのスマートでスタイリッシュなアクションシーンはそれを見事に体現していて、中二心を擽るガジェットも含め心を鷲掴みにされた。傘で牙突とかやっていた類の患者ならば、きっと傘で闘うシーンにトキメクこと間違いなし(ぇ


◆スタイリッシュだがバイオレンス

 前述した通り、格闘のアクションシーンはスタイリッシュながらバイオレンスに突き抜けている。グロが苦手な私には思わず目を覆いたくなるようなエグい描写を、CGによるエフェクトを駆使し、息を呑む緊張感を以て強烈に訴えてくる。この辺り流石はR15+だ、容赦がない。特に物語中盤における教会でのハリー演じるコリン・ファースおじ様が奮闘する大乱闘シーンは、この作品の見所の一つでもあるだろう。おじさんカッコイイです素敵です。


◆緊張感を保ちながらユーモアに展開

 若手のタロン・エガートンが演じるエグジーに代が移る後半では、緊張感を保ちながらも意外なほどユーモアな要素を小刻みにぶっ込む。物語の序盤からクスリとさせてくれるジョークを所々に盛り込んできたのがこの作品な訳だけど、後半になってそれが勢いを増していくからオカシイ。その最たるが"花火"のシーンなんだけど、あの名曲も不意をついたあの"花火"の描写によって腹を抱えて笑える音楽になっちまうんだなぁ(笑)。とても勉強になります。ただ、それによって作品のバランスがややチグハグになってしまった感が無きにしも非ず、かな。


◆成長物語としては珍品

 世界を巻き込む強大な陰謀に立ち向かうスパイ作品、であると同時に不良少年に落ちこぼれていたエグジーがハリーとの再会を経て、一流スパイという名の紳士へと成長していく姿を描く作品でもある。が、前述した通り成長の成果を発揮する後半が結構笑いに振り切っているから、成長物語のオチとしては珍妙である。それが正統派に見せ掛けたこの作品の面白い所でもあり、チグハグに視えてしまうところでもあるかな。でも、デジャヴの効いた締めは美しく痛快で良かった。あぁいう構成、私大好きなんですよねぇ。


◆「マナーが、人間を、作るんだ(キリッ」

 で、最初の名言"ー マナーが、紳士を、作るんだ ー"に話は戻る。
 結局の所、この『キングスマン』が一番言いたいことってこれに限るんだな。

 英国紳士おじさんフェティシズムを擽るコリン・ファースおじ様が言い放つあのセリフに私はメロメロだった訳だけど、一周回ってみれば敵側リッチモンド・ヴァレンタインの陰謀はあのセリフに対する風刺だったことに気付く。

 ー Manners Maketh Man ー

 私はね、マナーが作るのは紳士だけではないと思うんだ。この"Man"をもっと広い意味で捉えて、マナーは人間或いは人間性を作るんだと思ったんだ。マナーは押し付けるモノではないが、マナーに対する向き合い方でヒトって全然印象が変わるものでしょ?最近の若いコンテンツを視ていてよく思うことがある。最近あった某デモを視ていても思うことがある。プライベートエリアでないエリアでの立ち振る舞い、自分さえ良ければ良い、そんなことになっていないか?そんな人間を一斉に排除する極論としてあったのがあの陰謀と考えると、まぁリッチモンドおじさんの気持ちも分からなくもないよね、っていう。

 恐らくStingの「Englishman In New York」の一節からの引用であろうこのセリフ、ブリティッシュらしい渋さにビターな後味を改めて感じる。自分への戒めとしても、このセリフ忘れないでおきたいと思った。


◆ともあれオチはキングスマン(コ)←酷い

 色々真面目に語ってしまったけど、堅く構えて観る必要はない。
 良い意味で期待を裏切ってくれるから、頭を空にして楽しめる娯楽作品です。

 何故ならば、オチがキングスマン(コ)だし、更に今ならもうひとつ穴がオマケで付いてくるわよ♪キャンペーンだったからね(酷い)。マーリンおじさんの心中お察ししますわ(笑


 サヴィル・ロウという渋い舞台設定、コリン・ファースおじ様を始めマイケル・ケインにマーク・ストロングの素敵なおじさん達に終始メロキュン。勿論、敵側のサミュエル・L・ジャクソンのクセのあるキャラは作品へのスパイスとして効いていたし、両足刃物という個性的なアクションが刺激的だったソフィア・ブテラも存在感があった。そんなキャラの強い役者が揃う中で若手のタロン・エガートンとソフィー・クックソンは存分に力を発揮していたと思う。改めて監督は良いキャスティングをしたなぁと思うな。

 とりあえず、私はおじさん属性フェティシズムが満たされて大満足。
 笑いの部分で肌に合わない人もいるかもしれないけど、私は大好きな作品です。
趣味の為に働き、得たお賃金を浪費して音楽にゲーム・アニメ・映画・イベント・ライヴで心を満たし、再び趣味の為に働く日々を送っていればあっちゅーまに半年が経過しておった。レジェンドオブ!故にッ!せめて半年分だけでも纏めておこう・・・そう闇の太陽神が囁いた気がしたんだ(?


【シングル10選】

10. 海色/AKINO from bless4

爽快な疾走感とヒロイックな歌が好印象だったアニソンらしいアニソン。
アニこれはあ艦これだったが、歌モノだけは恵まれていたように思う。


9. Never ever/東京女子流

真紅のヴィジュアルがインパクト大、曲・衣装共に久しぶりの当たり盤。
ラテンテイストのグルーヴとメランコリーなメロの色気が魅力的だった。


8. 華振舞/和楽器バンド

このバンドが出す音の粋の良さ、お祭り感が大好きだ。
畳み掛けるテンションの高さでよく何曲もやれるもんだと感心する。


7. -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律/Rosenburg Engel

わたくしの中で欲するゴシックってこういうチェンバロがガンガン鳴ってるやつ。
みんないつも傍に居てくれて、ありがとっ!で闇に飲まれた心も晴れ渡る気分さ。


6. Star!!/CINDERELLA PROJECT

10th2日目であの振り付けを目の当たりにして涙腺決壊大号泣した思い出の曲。
アニメからリアルでの追体験であそこまで涙腺にクるとは思わなんだ。


5. Falling Roses/Crimson quartet-深紅き四重奏-/シンガンクリムゾンズ

中二リリックにゴシックメタリック、シャウトにグロウル、サンリオ良い仕事しました。
神崎蘭子や黒須あろま等と志を同じくする者は是非聴いて欲しい音盤。


4. 青春はNon-Stop!/プラズマジカ

青春謳歌かもねぎれっつごー!!


3. Have a nice Music!!/プラズマジカ

好きならできるはずさ好きだからできるんだよ!!!(真理


2. からっぽカプセル/内田真礼

アリーナ・ロック然としたスケール感と耳通りの良い爽快な疾走感、
クセのある節回しと豊富なセルフ合いの手は幾らでも聴ける。いや聴いていたさがある。
強烈な個性の濃さと耳触りの良い聴きやすさの絶妙なバランスは非常に素晴らしかった。
益々大好きになりました。本当にありがとう。


1. 迷宮DESTINY/流星ドリームライン/プラズマジカ

『Fate of the World』以来の名盤!
すみません、プラズマジカが好きなんです大好きなんです。
アイドル売りのポップなバンドイメージを破壊するドラマティックな歌メロが印象的な「迷宮DESTINY」、涙腺に強烈に刺さる綺麗過ぎるツインリードのメロディーが絶品の「流星ドリームライン」、最終話で2曲のコンボが来た時にゃ号泣モノでしたわ。



【アルバム10選】

10. Endless Forms Most Beautiful/Nightwish

シネマティックでダイナミックなシンフォニック・パワー・メタルは元気が貰える。
フォーキーな歌モノからパワフルなシャウトまで歌えるフロール嬢の歌も楽しめた。


9. THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 06 TAKANE SHIJOU/四条貴音

「Destiny -太陽の花-」カバー ← わかる「せぷてんばぁ」カバー ← 面妖な。。。
「KisS」ソロを聴く度10th1日目で流れた瞬間あ゛ぁああああああ!ってなったの思い出します(厄介


8. ツキナミ/分島花音

「world's end, girl's rondo」の変態さに感銘を受けてから密かにsfpの陰を重ねて視ているのだけど、リードトラック「ツキナミ」が正にアノ流れを汲んでいて、それだけで大満足してしまった。でも、何だかんだで渋い「ナイチンゲール」が一番好きかな(笑


7. JOYFUL DANCE/AIKATSU☆STARS!

あかり世代に移ってもアイカツ!"らしさ"を失わない楽曲たちに大満足。
相変わらず「魅惑のパーティー」みたいな変態曲をブッ込んでくるのも良し。
ジャジーでポップな「ハローニューワールド」は最高以外言葉が見つからない。


6. H-A-J-I-M-A-L-B-U-M-!!/Tokyo 7th シスターズ

7月29日、キミも青空にならないか?
初期の頃のボカロP臭さが抜け、ナナシスらしさが確立されてきた感のある1作目。
「Cocoro Magical」は至高、「Girls Talk!!」や「ワタシ・愛・forU!!」辺りも大好きだが、どの曲も気に入っているので通してヘビロテしてました。


5. The Congregation/Leprous

女の子たちの中に黒いノルウェイジャン・プログ・メタルをブッ込んでいくスタイル。
音響意識が強まり薄暗系プログレへの傾倒とシンプルにロックをやって歌を聴かせる内容が好みに刺さった。Riversideの『Anno Domini High Definition』みたいにジワジワ染み込んでくる感じで非常に良いです。


4. THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 04 MIKI HOSHII/星井美希

カッコイイ美希を象徴するデジタル・ロック「Nostalgia」がイケイケなのは勿論だけど、「きゅんっ!ヴァンパイアガール」ソロの破壊力は半端無かった。それ以上に「Catch You Catch Me」カバーの美希が歌ってる感の出来の良さは抜群で思わずあ゛ぁあああああ!ってなる(厄介2回目)。また素晴らしいキャラソンを聴いてしまった。


3. VISION/ねごと

芋臭いバンド名とは裏腹に、コズミックなスケール感とオルタナティヴなバッキング、耳触りの良い爽やかな歌のポップネスが素晴らしい正真正銘のロックバンドに進化していて非常に驚いた。テクニックもしっかりしてるわ、音も異様に良いわで本当に凄い。そんな中でストレートに突き抜けていく「アンモナイト!」の爽快感ったらない。数年前にラジオ越しに聴いた時はピンとこないバンドだったのに、いつの間にこんな良いバンド進化したんだ。。。


2. Rice & Snow/Negicco

ロコドルの帝王ねぎっこ11年目の2枚目。
私にとって彼女たちの音は聴いて安らぎが得られる"ココロの還る場所"だ。ポップス界が輝いていた90'sを彷彿とさせるノスタルジックで優しく訴えかけてくる上質なメロディーと哀愁はブレることなく健在。10年振りに帰ってきたNHKホールで盟友Perfumeとの再会はグッとクるものがあった。本当になんてドラマティックなグループなんだろうって感激する。


1. ワールドエンドの庭/堀江由衣

ほっちゃん聴いてなかったなぁって年明けに買ってからずっと聴いていた音盤。
声が可愛いというのはズルいよなぁほんと。心地良いからずっと聴いていられるもん。勿論、作品のドリーミーな世界観の構築がしっかりしているところにも因るんだけどさ。D.C. ~ダ・カーポ~好きの友人に激推しされたのを何度も振り払っていた13年前の自分に今だから言いたい、良いから聴いておけ、と。それくらい未だにこんなに良いモノ創っていた事に感動しました。特に好きなのは「Girl Friend」かな。…大好き、のところであ゛ぁああああああ!ってやっぱりなるよなぁ(厄介3回目




◆総括的なナニか

ご無沙汰しております(すっかりこのパターン
7月はですね、敬愛する吉田仁美お姉さんの誕生日ライヴとアイマスの西武ドーム2daysに行ってきた訳ですが、どちらも最高以外の言葉が見当たらない程心が満たされました。これでまた趣味の為に頑張って働けますね!(ぁ

さて聴いていたものについてですが、上に挙げたように相変わらずです。
大体自分の好みというのが固まってきたと言うか落ち着いてきたかなぁと思う。
ただ、今年に入ってからギルガメッシュのライヴ通うようになったりして、昔聴いていて最近聴いていなかったモノをまた聴くようになったって変化はあったかなぁ。

定額制配信サービスの使い方も個人的にはそんな感じに落ち着いたと思う。
昔聴いていたアーティストを再び聴いたり、追いきれていなかったかった音盤や評判が微妙(笑)で手を出さなかった音盤とか、守備範囲外の過去の名作とか、そういう作品をささっと聴いてみる分には利用価値があるなぁと思った次第。巨大な図書館としての役割くらいが丁度いいのかな。これからもっと整備されて改善されていくと良いなぁ。

アニメは個人的に当たりが多かった。
プリキュアプリパラアイカツ御三家は除いて
「四月は君の嘘」
「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」
「SHOW BY ROCK!!」
「響け!ユーフォニアム」
これらは毎週wktkしながら放送を待っていたくらい楽しみだった。
プラズマジカに出会えて本当に良かった。もう円盤課金どんどんしちゃう(ぁ

ライヴは10周年を迎えたギルガメッシュが印象に残っている。
タイトな演奏するバンドにしっかり成長していたのは感慨深いものがあった。
まさかDjentまで出来る演奏力身に付けてるとは思わなんだ。
下半期は渇望していたAnathemaが来ちゃうよ。ホントどうしよう。
吉田仁美、アイマス、Anathemaって今年の夏は最高かよ!

艦これはもうすぐ夏のイベントです。
同志は一緒に頑張りましょうね。

以上!
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竜美 悠(You Tatsumi)
故にッ!ふわふわドーナツ!
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