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音楽を中心に雑多に書き散らしてるブログ。
3月30日の『日本縦断アイドル乱舞2013@SHIBUYA-AX』
3月31日の女子流ちゃんFCイベント『TOKYO GIRLS' SCHOOL』

この二日間で体感した幻想は実に至福のひと時だった。
ユーフォリアに満ち溢れた安息の地は本当にあるのだな。
全てがどうでもよくなってしまう程に夢見心地だった。
アーティストとファンが互いに想いを伝え合い創造していくあのムードが私は堪らなく大好きだ。
私の魂の在処(音のアルカディア)はやはり女子流ちゃんなのだなと強く確信した。

新しい季節が始まる。
さぁ、これまで積み上げてきた全てを破壊しようじゃないか。
さようなら【Dream Cage】
今までありがとう。



-追記(4/7)-

ごきげんよう。
このテンプレート『女子流ちゃん実装モード』はエイプリルフールのみの予定でした。が、その後私が体調を崩して手をつけられなかった為今日までこのままになってしまいました。
元に戻すタイミングを失ってしまったことですし、今月から女子流ちゃんのツアーも始まるという事で当面はこの『女子流ちゃん実装モード』でやっていきます。

ちなみに




女子流ちゃんFCイベント楽しかったです!!←
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 『日本縦断アイドル乱舞2013』@SHIBUYA-AXへ行ってきました。
 ええ、結局行ってしまいました。でも、行って良かった。そんなお話をしよう。



 9nineと東京女子流の両サイドで発表があった当初は行く予定は無かったのだが(元々フェス系にあまり興味が無い)、禁断症状って言うのかな、やはり会いたくなってしまったのだよ。誰に?我らが女子流ちゃんに決まってるでしょうよ(もうダメだこの人)。そうとなれば答えは至って簡単だ。人生一度っきり。じゃあいつ会いにいくの?今でしょ!
 尚、ファイナルとなる東京公演は9nine/東京女子流/Cheeky Paradeに加え、スマイレージ/でんぱ組.inc/ベイビーレイズが参加した。

~そこに≪救済≫はあるのかしら?~

 まぁ、私的な話なのだが、最近精神的に荒んでいたりして暗黒面に堕ちるネガティヴ・ループに陥ってたりしてね。多分、私は無意識のうちに魂の救済を求めていたのだろう。確かに≪唄で世界は救えない≫んだけど、唄で人を笑顔にすることは出来るし、ささやかな幸福をもたらす事だってきっと可能なのだろう。現に私には実感としてそれを感じている。荒んでいた心が嘘の様に澄み渡り、今はとても清々しい気分なのさ。生きてるって素晴らしい!だなんて大仰な言葉も簡単に言えてしまうくらい心が軽い。そこに≪救済≫はあったよ。それが冒頭の「行って良かった。」という実に単純明快な感想に直結する訳ですが。それでは各グループの感想を適当にやっていきましょう。

Act1 Cheeky Parade
 スパガことSUPER☆GiRLSの妹分で、スパガ好きーな私の弟がやたら嫌ってたグループという程度の認識(酷い)。ごめん、お兄ちゃん音盤持ってるよ。。。BPMの速すぎるビートでゴリ押しのエレクトロ・サウンドは嫌いではないし、実際生で見てもそんなに嫌悪感を抱く様な印象は無かった。ただ、やはり楽曲と歌の聴き所に決め手を欠くなぁ、と音盤で聴いた時と印象はあまり変わらなかった。良い笑顔でパフォーマンス出来ていたのは良かった。

Act2 スマイレージ
 スマイレージを観るのは去年の夏のハロコン以来かな。衣装が酷いと定評があるハロプロにしては、スマの今回の衣装はどういう訳か可愛いじゃないか!?(酷い)アウェイでのMCネタがアレで苦笑モノだったが、傑作「有頂天LOVE」のテンションのアガリっぷりはやはり堪らんなぁ。観られただけで行った価値があると言うものよ。欲を言えば「ショートカット」を観たかったんだぜ。

Act3 ベイビーレイズ
 ファイナルに参加しているグループの中で唯一私がノータッチのよく分からないグループ。ファンのノリは実に熱かったが、ボクにはやっぱりよく分からなかったんだ。楽曲と歌の聴き所に決め手をかk(ry)ドラムが疾走してたから、とりあえずヘドバンしておいた。MCは特に無く、現れては去っていった印象だった。本当に何だったんだろうアレ。。。

Act4 でんぱ組.inc
 出た!最近ドラマ出演も果たしたで組。こちらもファンのノリが非常に熱く、ネクストブレイク特有の空気感があった。私は生で観るのは今回が初めてで、音盤で聴いた時の印象と変わらずフリーダム且つカオスで、でもオーガニックな人間味のある所が非常に愛らしく感じた。で組の空気感はなんか好きなんだよなぁ。よく分からないんだけどね、でも楽しかった!

Act5 9nine
 乱舞メインアクトのひとつ、紆余曲折あって何気にキャリアの長い9nineさん。今月発表したフルレンス『CUE』を聴き込んできた甲斐もあって、実際生で観て楽しかった。いやー良いじゃん9nineさん!Perfumeちゃん程ではないにしろ、バキバキのエレクトロで身体が勝手にウネウネ動いてしまった。キョンシーパラパラがカオスな「イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール」はやはり面白可笑しかったし、バキバキのエレクトロ「少女トラベラー」はテンションアガるし、〆にアンセム感漂う「SHINING☆STAR」と完璧な仕上がり。感無量ですた。うみにーの煽りが可愛すぎて全俺のハートが死んだ。決めた!オラ、ツアー行くよ!ワンマンでガッツリ観たい!

Act6 東京9nine流
 女子流ちゃんと9nineさん(何故かさん付けしたくなる)のコラボ。9nineさんからはちゃあぽん、うっきー、うみにーの3人、女子流ちゃんからはべーやま隊長とひーちゃんの2人、で「Wonderful World」。仲良さそうにイチャイチャしてて、実に、ハートフルだった(恍惚)。MCにさり気なく女子流ちゃんの「おんなじキモチ」を絡めてくるちゃあぽんマジグッジョブだった!空気が読める女性は素敵だぜ!

~やっぱり女子流ちゃん~

 トリは我らが女子流ちゃん、俺の青春!女子流ちゃん、俺の天使!女子流ちゃんでした。ここに至るまでに色々なグループをほぼ初めて観てきた訳だけど、女子流ちゃんのライヴを観ると妙に安心感が得られると言うか、魂の在処に帰ってきたーって言うのか、やっぱこれだよなぁ等としみじみしてしまった(過度にオイオイ騒ぐのは性に合わないようだ)。なんかもう溺愛の領域を超越してしまった事を再認識したよ。

―Set List―
1. Rock you!
2. Sparkle
3. ヒマワリと星屑
4. W.M.A.D
5. ディスコード
6. ふたりきり
7. 頑張って いつだって 信じてる
8. Attack Hyper Beat POP

 う~ん、攻めのセットリストだったねぇ。やっぱり、顎でリズムを取ってしまうグルーヴィーなダンス・ポップ・ミュージックは本当に良いよなぁ。聴いても体感しても気持ちが良いもん。メンバーのコンディションはここ最近観てきた中では上々の良い仕上がりだった。普段と違ってグダグダなMCも無く、良いテンポで楽曲を披露していったのも良かった(いつものグダグダも大好きですが)。ひーちゃんの煽りもナチュラルにアーティスティックで可愛さより格好良さが際立っていて惚れ直した。クライマックスの#7→#8は相変わらずのリミットブレイカーで、全てを出し切って完全燃焼させるだけの凄まじい熱量があった。いやぁ何度味わっても最高。トリに相応しいパフォーマンスでした。音楽の楽しさ面白さ此処にあり!


 『日本縦断アイドル乱舞2013』@SHIBUYA-AXの感想はやはり「行って良かった。」の一言に集約される。最前列で観れたこともあって普段よりも100%増しで楽しめたし、完全燃焼して濁っていたソウルジェムが完全に浄化されました。凄い満足感と清々しい気分がとても幸せに感じる。生きてるって素晴らしい!アイドルとはこうも人を幸せにするのだな、彼女達のスマイルはこうも人を幸せにするのだな。また一つ学んだ気がしたよ。

 さてこれで3月のイベントも終了、と言いたい所ですが、私は明日の女子流ちゃんFCイベントを楽しんできま~す(もうダメだこの人)。

Title:しぇいきんぐ!
Artist:SHAKING PINK
Release:2012/12/31


-Track List-
01. らららら☆ラブなミステリー
02. なんでやねん!
03. 早速ですがSHAKING PINKはインベーダーだったようです
04. 絶対的!夢はSUPERアイドル
05. 恋のレスキュー出動なう!!
06. 合法ロリ二名から告白されたのでどっちか嫁にする
07. 恋はももいろ
08. おひめさまだっこしてネ♪しぇいぴみっくす
09. うるさ~い!!
10. おとな記念日
11. ストロベリィ☆イグニッション
12. Honey Bunny My Love

-Total 42:09-



 アイドルには実在するものとしないものがある。実在しないアイドル、即ち架空のアイドル。その最高峰(音のアルカディア)が全次元非実在系完全幻想アイドルのTRIPLE Hであることは今も揺らぐことはない。恐らくこれから先の未来においても。架空のアイドルは何が出来るのか?その可能性を理解しないことには伝説の実証、奇跡の結晶『H H H』クラスの作品は生まれることはない。密かに戦国時代の風が吹き始めているここ(同人音楽界)に舞い降りたSHAKING PINKの『しぇいきんぐ!』を聴いて、もしかしたら傑作になっていたのではないか?そんな数々のイフを感じてしまった、というお話をしましょう。

 当たり前の事ではあるが、あえてここに記しておく。音楽におけるアイドルはジャンルを指す言葉ではない。故に音楽性のみで優劣判別することは不可能であり、他のジャンルの様に何かが局所的に尖っていれば優秀なアイドルの楽曲、と言う単純な図式にもならない。楽曲/リリック/パフォーマンス/コンセプト/キャラクターデザイン、これらを総合したひとつ形の強度でそれは決まる。従って、音楽性の高さやそのクオリティーの高さを無闇矢鱈闇雲にアピールする事は、逆に空虚である事を証明することにしかならない。ましてや、架空の設定となれば振り付けやダンス等のパフォーマンス面、視覚に訴える点で大きなハンデを負う訳で、それを架空のキャラクターデザインとコンセプトの強度を以て補う必要がある。結論から言ってSHAKING PINKはそこが弱い。別に彼女達だけに限った話ではないんだけどね。
 SHAKING PINK(以下、しぇいぴ)は「世界中の大きなお友達に愛と勇気をお届けする使命をもつ、謎のバーチャルアイドルユニットなのです☆」と言うコンセプトで始まった架空のアイドルだ。しかし、それが活きているのは2012年の夏コミで発表したシングル曲#03「早速ですがSHAKING PINKはインベーダーだったようです」くらいだ。ブロステップの抉いグルーヴに乗る3人の奇怪なラップで始まり、強靭な滑舌を要する詰め込まれたリリックにアイドルならではのお約束のブリッジ、BPMの速い4つ打ちでトップギアに入る疾走感があるサビ、快活な歌のテンションたちは総じて「あぁ、これがしぇいぴの代表曲だな」と確信と幸福感を与えてくれる。彼女達のポテンシャルを活かす作詞と作曲をしたかめりあ氏は本当に良い仕事をしたと思う。流石にシングルの「☆いんとろだくしょん☆」にてしぇいぴのデビュー曲と謳っていただけのことはある。しかし、他の曲がこのインパクトと水準に届いていない。あのコンセプトとはかけ離れた普通の女の子のポップ・ソングに留まってしまっている。いや、もしや、謎のバーチャルアイドルだって中身は普通の女の子なんだよ、とでも言いたいのだろうか。そんなクリシェは面白くも何ともない。耳タコが出来るほど聞いてきた。楽曲の良し悪しは別として、せっかくのコンセプトを殺すだけにしかならない。結局、3人ヴォーカル曲で印象に残ったのはシングルを聴いた時と変わらず、かめりあ氏の一曲のみ。

 死んだコンセプトを無視すれば、ツイン・ヴォーカル曲の#05「恋のレスキュー出動なう!!」の「LOVEレスキュー♪」のキメポーズを勝手に決めて楽しんでるくらい好きだ。奇才きくお氏による#06「合法ロリ二名から告白されたのでどっちか嫁にする」は彼らしいアレンジを僅かに残しながらも、ココ(CV:ココ)とナナ(CV:ななひら)の歌声が快活に響く良い仕事をしているし、仮想現場でノレそうな煽りも楽しく心が弾む。後半が弱い印象の本作で終盤で息を吹き返す役目を果たすアッパーチューンの#11「ストロベリィ☆イグニッション」も爽快なバッキングにギターの軽快なカッティング、リフワークが快感で悪くない。
 ツイン・ヴォーカル曲群が安定した水準を示す中、足を引っ張っているのはソロ曲群だ。ナナの#04「絶対的!夢はSUPERアイドル」は彼女のポテンシャルを考えれば最低限のラインを越えただけに過ぎず、刺激が足りない分どうにも退屈に感じてしまう。ココの#10「おとな記念日」は特に耳に焼き付く歌メロやフレーズがある訳でもなく、退屈通り越して賢者状態さながらで聴き流してしまう。しかし、ソロ曲にも救いはある。モモ(CV:桃箱)ソロの#07「恋はももいろ」は単純なアレンジかと思いきやBメロの擬態語の変拍子とポリリズムが耳に強烈に焼き付くし、Cメロでヴォーカルの裏で響く掛け合いも強く印象に残る。これは仮想現場でやれということか!?A・B・Cメロの展開は完璧な印象なのに、サビの不可解な展開に落胆もある。が、よくよく聴けばさり気なく良いメロディーが存在するから、案外この楽曲は予想以上に懐が広く深い。サビがサビとして機能していないが、トータルで緩急が効いてカラフルに展開していくのは楽しいし他に比べて圧倒的に魅力的に映る。
 最後に、もう一つ足を引っ張る失敗要素はやはりボイスドラマの#02と#09で、アルバムの勢い流れを完全に殺すマイナスの効果しか発揮しておらず、相変わらずの音楽との相性の悪さを再認識させてくれる。内容も寒いだけなので救いようがない。シングルで聴けた「☆いんとろだくしょん☆」の様なシンプル且つ簡潔で次の楽曲に良い流れを生む素晴らしい効果も発揮する事を知っていただけに実に残念だ。もうこの際はっきり言おう。ドラマパートは邪魔である。まぁ、アルバムよりも楽曲単体が主流の今やアルバムの流れが~等と統一性を求める事自体時代錯誤もいい所なのだが、かと言ってそれぞれ単体が光り輝く素晴らしい出来かと問われれば、残念ながらそのラインには到達していない。結果的に楽曲のクオリティー、コンセプトの軸がブレにブレて、説得力も強度も皆無の聴き終わってみればなんだかよく分からない中途半端な作品という印象だけが残った。やはりアルバムとして楽曲を集めるなら最後まで心を掌握して聴き通させるくらいのリズム感がないとダメだ。

 架空のアイドルは実在するソレ以上にやれることの可能性が限りなく無限大で広大だ。故にその可能性の大きさに振り回されてしまう事は往々にしてある。可能性の大きさをモノにしきれなかった失敗作、しぇいぴの『しぇいきんぐ!』はその例の一つと言えよう。あの作家陣を揃えてこの結果は正直勿体無い。それとも企画者の楽曲/リリック/パフォーマンス/コンセプト/キャラクターデザインをまとめ上げるプロデュース能力が欠如していた結果なのか。デビューシングル『早速ですがSHAKING PINKはインベーダーだったようです』で確かに感じた高揚感こそ幻想だったのか。2012年の冬コミで最も期待していた作品は改めてアイドル歌謡の難しさを痛感させてくれた、という意味では有意義であったし、今年も氾濫しては消えていくであろう戦国の時代への警鐘に聴こえないこともない。しかし、しぇいぴはこんなものでは無いはずだ。これが侵略の始まりならば、次こそもっと刺激的なモノを期待しているよ。

形有る全てのモノはどこかで必ず終わりが来るというもの。
どうやら夢の籠に蒐めてきた幻想界隈の崩壊は止まらないようだ。。。
永い冬が明けようとしている弥生、Aliesonが活動休止を発表した。

Aliesonの今後の活動に関してのお知らせ。

特に驚きとか喪失感は無くて、妙に納得して冷静に事実と向き合う事が出来ている。
冷めている訳では無く、無関心な訳でも無い。
Aliesonとの間に程よい距離感が保てていた、ただそれだけのこと。
私はファンだったかもしれないし、或いはファンではなかったかもしれない。
それでも、私の作品の楽しみ方に絶大な影響を与えた…いや、楽しみ方を変えてしまったと言ってもいい偉大なサークルであることには違いないのだ。結局、そうやって記憶に強くインパクトを残すサークルってのは本当にほんのひと握りしか存在しないんだな。溺愛よりも尊敬の方が大きい、それが私にとってのAliesonだ。

2007年から活動していたAliesonは活動歴こそそこそこの中堅ではあるが、個人的な印象として正直に言えば良い作品を創るようになってきたのはここ1、2年だと思っている。それは音楽的にもコンセプト的にも。初期の小奇麗なシンフォニック系ロック/エモコアは当時は“それなりの”クオリティーではあったが、それでも“それなり”止まり。同期のサークルの作品に比べて印象の薄い作品が多かった。しかし、とある作品の発表によりそのネガティヴな印象を一気に吹き飛ばすことになる。それが“覚醒”ってやつなのかもしれない。ある意味バブルガムなこの界隈では実に稀な遅咲き晩成型のサークルだ。それもまだ進化、または深化、或いは神化する可能性を予感させる。作者の成長を見守っていく楽しみもある同人音楽において、これほどワクワクさせてくれるサークルは今や貴重な存在だった。さて、ここで記憶に焼きついている作品を羅列していこう。



『rabbit~冥府の果実 / 硝子の肖像~』
『rabbit ~冥王に仕えし繋囚の花嫁~』


まずは、やはり連作企画【project rabbit】の2作品。印象が薄いと前述したシンフォニック系ロック/エモコア路線の作品群の中で突出していたなぁ、と今改めて聴いても頷ける2枚の力作だ。作品を構成する楽曲の水準が高いのと方向性がしっかり定まっていると感じた。調和が取れていると言うのか、良い安定感がある(他の作品には必ず弱い箇所があった)。パスワード入力で見る事ができるおまけページの用意等も、この企画には特に気合が入っていた。そこにAliesonの拘りが垣間見えたりもした。しかし、同時にこの路線の限界も感じてしまった、良くも悪くも傑作。



『BORDER LINE ~閉鎖病棟監禁秘記~』

で、これこれ!これね!過去のシンフォニック系ロック/エモコアと現在のデプレッシヴ/オルタナティヴ・ロックのどちらにも揺れる、その狭間で孤高に佇む作品、通称『境界線』だ。Alieson覚醒のプレリュードであり最高傑作/名盤、とやや矛盾しているがこれを通過せずしてAliesonは語れない最重要作品である。フルレングスのボリュームで楽曲的にもコンセプト的にも総合して強度のある作品はこの界隈では稀有な存在だと思っている。そんな名盤が生まれたのは美術芸術に造詣の深い久遠ゆんの感性が強く反映されている所以だろうか。「芸術とはヒトそのもの」というある画家の言葉を思い出す。それにしても『境界線』の作品デザインは本当に面白かった。こんな表現方法があるなんてね、聴き込んでいく度に感銘を受けたものです。この作品との出会いこそが、私の作品の楽しみ方を根本的に変えたのです。ほら?私ってやたらめったらに境界線境界線煩いでしょ?この作品の記事を書いたあの時に作品の中に境界線を見出す鑑賞方法(?)を会得したんですよ。それ以降は作品の考察や妄想が本当に楽しくなってね。境界線って考え方捉え方は作品の楽しみ方を無限大に広げるんだよ!「人生を変えた」等というクリシェを言うつもりはないが、限りなく近い感覚である。これが私がAliesonに溺愛よりも尊敬を抱く理由だ。



『Need A reason?』

最後はこれね。Alieson覚醒の作品。2011年、元気が無かった通り越して瀕死状態同然だったゴシック界隈で孤高に毒牙を剥いていたのがAliesonだった。一体どこでここまで差が付いてしまったのだろうか。慢心、環境の違いか?『境界線』以前の綺麗めシンフォニック・ファンタジー・スタイルを脱ぎ捨て、境界線を越えて「MiddleIslandよ、これが曝獣だ」と言わんばかりの醜い本性を曝け出したAlieson“真”の姿。ここまで綺麗に積み上げてきたものを自らの手で破壊するという表現は、ヒトの自傷行為のソレに似ている。その是否をリスナーにダイレクトに問い掛けていたのは実に重く痛烈だった。喪失には痛みを伴うものだが、それが快楽になれば答えはただひとつ。洗脳されたかの様に「Yes!I Need Alieson!」と復唱するのみ。『境界線』以降この作品を含め『OVER DOSE』『xxphobia』は以前とは比べ物にならないくらい楽曲が作り込まれている(特にバッキングは雲泥の差)。ダーク路線はどれも安定して水準が高いが、Alieson覚醒の記念碑である『Need A reason?』を私は推したい。

以上、私が勝手に考えるAliesonの代表作3作(4枚)を挙げさせて頂いた。
私の妄想であるが、現在のダーク路線の探求を突き詰めていった先に何かを見出した時、その時Aliesonはもう一段階覚醒するのではないかと私は予想していた。それは進化かもしれないし深化かもしれない。或いは良くも悪くも変化、変態かもしれない。いずれにしても再び積み上げてきたモノを以て表現してくれるだろうと思っていた。そこまで予感させてくれたAliesonは、現同人音楽界隈においてやはり稀有な存在なのだろう。Dream Cageの精神は「Need Alieson」と共に。いつの日か、再び境界線の先を視せてくれる事を祈って。今はおやすみなさい。
去年に比べ豊作過ぎる為の備忘録。



Title:約束
Artist:東京女子流
Release:2013/1/30

BDで華麗に蘇ったMVを何度も観てはフリ完コピ修行の日々を送ってます(ぇ
しかし「おんなじキモチ」の凄まじいハピネスは胸がドキドキする。これが恋の予感?彼女達の眩しい笑顔が続くような世の中にしていかなきゃなぁ、とか思わず壮大な想いが芽生えてしまう。これが恋なのか?「Rock you!」のひーちゃんの半端ない可愛さにハートがブレイクする。なんだそれ!その仕草グッジョブ!こ、これは恋だー!!某雑誌の付録だったDJ REMIX集も原曲以上に踊りたい衝動に駆られる。肝心の「約束」MVが収録されていない事だけを除けば大満足大充実のType-Aでした。次はType-Bか(まだまだ続く


Title:A Careful Ecstasy
Artist:bvdub
Release:2013/1/15

去年は13枚アルバム出したとか聞いて、単純計算で1ヶ月に1枚以上リリースってなんだこれ。今年も既に1月時点で2枚もアルバム出てたし、ほんとどうなってんだこの人。。。とりあえず私はアートワークが気に入ったこちらをバイ。ソウルフルなダブ・テクノからアトモスなIDM~ニカ/シューゲイザー、チルウェイヴ/ウィッチハウス、ポスト・ロック/アトモス・プログレ風のサウンドまでバラエティに富んでいて全6曲77分聴き応えがあった。淡いサウンドスケープを漂うソウルフルなヴォーカルがスっと心に響いて超気持ちいい。安眠のお供で大活躍中。


Title:Vertikal
Artist:Cult of Luna
Release:2013/1/29

第二の故郷(?)瑞典産ポスト・メタル/ポスト・プログレ/ドローン/ドゥーム・ストーナー/スラッジ・メタルの6枚目。暗黒に濁った重圧轟音を正座で瞑想しながら全身で浴びて夢見心地。音色を的確に捉え配しレイヤーを重ねるセンスが冴えているし、展開も緩急とメリハリを効かせ丁寧に繰り広げている。その分ヘヴィネスは減退したが、結果非常にバランス良く仕上がってる。個人的には圧倒的なスケールと説得力で聴かせる18分強の#03「Vicarious Redemption」が好き過ぎる。この1曲の凄味だけで本作は拍手喝采の傑作だよ!ポスト・メタル=タルいのイメージが吹き飛ぶね!


Title:ワクテカ Take a chance
Artist:モーニング娘。
Release:2012/10/10

去年買ってたのに13thアルバムに満足して積んでた為、新譜のついでに封印を解いた51枚目。ブロステップの「恋愛ハンター」から続くエレクトロ路線は健在で本作はダブステップ~EDMな印象で勢いと力強さがある。れいなのネコミミが似合いすぎてるのも良い(ぇ)。B面「普通の少女A」はゴシック歌謡と言うか何かもうMiddleIsland×清風明月って印象しかなくて、多分この2組を知っていたらニヤけると思う。ニッチなサウンドまでやる辺り、良くも悪くもやはりハロプロだなぁと思わされた。いいぞもっとやれー!!


Title:Help me!!
Artist:モーニング娘。
Release:2013/1/23

何だかんだでナウいサウンドを取り込んでる娘。の52枚目。EDM×つんく♂歌謡のタイトルトラックで早速11期生の小田さくらが存在感のある歌声を披露している。親父ギャグが炸裂したリリックが寒いが、れいなが歌えば何故か格好が付くからまぁ悪くない。いや、むしろ好きだな!B面は近年の王道ハロプロ・ポップスで、サビでユニゾンしない大合唱が挿入される所が元気いっぱいで良いな。EDMも良いが、こちらの方が心が救われる。


Title:Shrine of New Generation Slaves
Artist:Riverside
Release:2013/2/5

当社09年年間ベストの頂点『ADHD』は自国でも大人気、そんな現代プログレ神こと波蘭産のRiverside神の4年振りの新作。マリウス先生超待ってた!黒い予感(BAD NEWS)は蓋を開けてみれば予感は杞憂でしかなく見事な傑作でした。『ADHD』のメタリックなヘヴィネスを削いでEP『MiMH』を通過して原点回帰した様な作風、オーガニックな鬱エレクトロニカ/アンビエンス含有の70s風味が耳に心地良いプログレ、つまりこれがRiverside神だよ!ってことだな。やってること自体は至ってシンプル、これがセンスの成せる業なのかな!やっぱりマリウス先生の美声に惚れてまう。ニヒリスティックなコンセプトも巨匠トラヴィス・スミス大先生のアートワークも大好きだ。余裕の年間ベスト候補だな!


Title:The Afterman:Ascension
Artist:Coheed and Cambria
Release:2012/10/9

米国産プログレッシヴ/オルタナティヴ・ロックによる連作コンセプト・アルバムの前編。リリースされたのは去年だが、後編と一緒に購入。シンプル且つコンパクトに構築された楽曲は聴き所をしっかり抑えているし、エモーショナルな歌メロにもフックがあって無駄も隙も無い。トータル40分にも満たないが聴き応えも満足感も充分に得られる良いロック音盤だ。個人的には組曲の#07「Key Entity Extraction III: Vic the Butcher」のサビにガツンとヤられたなぁ。これがロックよ~ってね。


Title:The Afterman:Descension
Artist:Coheed and Cambria
Release:2013/2/5

米国産プログレッシヴ/オルタナティヴ・ロックのアフターマンの後編。こちらの方がオルタナティヴ然としたエモーショナルな響きが強い印象で、前編も捨て難いが私は後編の作風の方が好き。いや、どちらもシンプル&コンパクトに纏まったコヒカンらしい音だけどね。オルタナティヴ・ヘヴィネスなリフとエモーショナルなメロディーラインがドストライクな#05「Gravity's Union」が大好き。これだけで買う価値が私にはある。年間ベストあるで!


Title:In Crescendo
Artist:Kingcrow
Release:2013/1/24

伊産プログ・メタル/モダン・プログレの4作目。薄暗系プログレの系譜とのキャッチフレーズに思わず手に取ってしまった。確かにダーク・ハードかつミステリアスだが、メロディアス・ハードな爽快さやシンフォニック・ロックのメロウさも併せ持っていて、暗と明のコントラストが中々美しい。ダイナミックなバッキング、アンサンブルも聴き応えがある。いや、久しぶりに好きな系統のプログ・メタルだよこれ!結局ここに戻ってきてしまうんだなぁ。


Title:ALONE
Artist:U-KISS
Release:2013/2/13

女子流ちゃんを追っているとK-Pop界隈も割と無視できなくなってくるという訳で、「Fobidden Love」でハマったU-KISSの新譜。静寂のヴァースから緊迫感を高めていくブリッジを経てBPMの速いビートでサビを爆発させる。速いが歌メロが死んでない所は良い。それより間奏のダブステップ・パートのパフォーマンスが好き。演出も良いな。B面はEDMって印象かな。疾走感と緩急も相まってA面にインパクト負けするかなぁ。多分飽きた頃に好きになるだろう(ぇ


Title:DULCE
Artist:Especia
Release:2012/9/30

2013年は個人的にこのEspeciaに注目していきたい。時代錯誤もいい所なアーバン・ファンクですよ。つまり、女子流ちゃんサウンド超すきーな私の感性にドストライクってことですよ。クリーン・トーン連符の刻みがツボ過ぎる。アーバンにサックスとか超シブイぜいい趣味してるぜオヤジ!!正直売れる気がしない(笑)でも、好きな人はきっと大好きになる、聴けば聴くほど好きになる、そんな時代を逆行してる魅力的な音。


Title:ファーストアルバム(仮)
Artist:アップアップガールズ(仮)
Release:2013/1/30

乾「好きな言葉は…」日吉「ゲコ駆除だ!!」という訳でハロプロに下克上だ!(違う)なアプガの1stフルレンス。アイドルなのにブックレットが白黒で全俺が泣いた!元ハロプロエッグだけあって、鍛え上げられた基礎パフォーマンスは相当に高い。危うさと言うかスリリングさが無い安定感には安心感を覚える(笑)。ガチ過ぎるEDM#04「UPPER ROCK」の格好良さに素直に惚れた。更にEDM~ブロステップにリミックスされた#14が凄すぎてまた惚れた。約14分のノリノリなDJミックスの#15も現場的なノリが楽しい。ハロプロの血筋を継承しながらも、ハロプロのグループではないハイブリッド型のアプガは大いに可能性を秘めてる。今後どうなっていくのかが楽しみだ。


Title:Life goes on
Artist:DOROTHY LITTLE HAPPY
Release:2013/2/20

どうやら私の中には宮城様式美少女アイドルの息吹が吹いているらしい。例えば石田亜佑美(モーニング娘。)、例えば新井ひとみ(東京女子流)、例えば高倉陽鞠[CV:荒川美穂](TRIPLE H)←…私がロックを通じて北欧は瑞典に惹かれるのと同じように、どうやら私は東北は宮城にいつの間にか惹かれていたようだ。その宮城を意識する度避けては通れないのがこのドロシーだ!特に石田亜佑美がバックダンサーとして在籍していたと言う記憶もあって、ここ一年程ずっと気になっていた存在だった訳で、この度めでたく1stフルレンスがリリースされたので買ってみた。結論から言って傑作、ドロシーの名にかけて天命を全うしようとするその健気な姿に全俺が泣いた。厳しい時代を生き抜くための生命力に溢れた音のアルカディアだ。ここにも幻想があったんだ。。。


と、言う訳で次回はドロシーの『Life goes on』をレビューしよう。
いやぁ~2013年キてるね!今年は音楽聴くのが楽しいぞ!
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